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【風向き変われど自民変わらず?】

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明日の党大会を前に、自民党本部ではブロック会議や新しい綱領の草案発表など会合があり、私も支部長として出席しました。
東京と南関東ブロック会議では厳しい意見が出ました。地方県連の役員からは「谷垣総裁の下、一致結束するという雰囲気が本当に熟成されているのか?私たちには伝わって来ない」「新しい自民党の姿はどこに見えているのか?」など質問が飛ぶと、執行部からは「一丸となっているのではないか」「民主党がかつて政権交代と叫んだような四字のキャッチを考えたい」など歯切れ悪い回答に終始しました。
こうした受け答えでは、下野する前の自民党と明らかに変わってないし、正直「ぬるすぎる。何という危機感のなさだ」というのが、私の印象です。地方組織の役員から「会議は単なるガス抜きではないか」という不満がありましたが、いつまでに何をやる、どのように勝つといった計画もビジョンのかけらさえ見ることも出来ませんから、むしろ当然の発言です。
折しも、今日は小沢幹事長が特捜部から事情聴取を受けており、民主党に対する国民の期待が失望に変わりつつある今、受け皿となるべき自民党がここまで従来と同じような体たらくでは、国民に申し訳が立たないのではないかと暗澹たる気持ちになりました。馴染みの記者たちとも会いましたが、国民が失望のドン底に行かないように政治家にも何とか頑張って欲しいと励まされました。
たとえ永田町の風向きが変わったとしても、国民の目から自民党が変わったと思われない限り、支持率が上がっても一時的なもので終わってしまうでしょう。
平沼先生の新党始め、新しい政治の動きに期待する国民は潜在的に相当数いるはずです。


 

【野党のあり方】

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衆議院は本会議から予算委員会に入り、連日国会中継が放映されています。 自民党が与党時代には気付かなかったことですが、立場変わればやり方は変わるのかと思います。議院内閣制においては、やはり政権は取らないと国民の負託に応えるのは難しいということです。
安倍内閣時代は事務所費用問題を、麻生内閣時代は漢字の読み間違いや発言のブレを徹底的に追及されました。私も「なんでこんなに予算の本質と関係ない議論ばかりなのだろう。重箱の隅をつつく質問より、野党も予算の本質の議論をダイナミックに語るべきだ」と思っていました。しかし、野党となれば、政権が正常に機能してるかをチェックし、与党に取って代わる政権の受け皿となれるよう、やれることは何でもやらなくては野党とは言えないのです。そして、それが国民の負託に応える最大の方法なのです。
スキャンダル追及のほか、審議拒否だけでなく、時には牛歩戦術やピケ戦術など国民の目にさらさせて、問題を浮き彫りにしなくてはなりません。
小沢幹事長の金権スキャンダルについて追及されてますが、報道の範囲内での情報しか出でこず、議員たちも独自ルートでの情報収集が求められます。私も議席を失った身ではありますが、やはり予算委員会で質問したくなりました。
さて、外国人参政権の問題ですが、自民党の対応を見ると、これまで国籍法案や人権擁護法案始め部会で発言はおろか、出席すらしなかった議員の方が最近、したり顔で「慎重であれ」と発言しているのは、かなりの違和感を覚えます。天皇陛下の政治利用の問題でも、同様の傾向があります。
保守派の行動にこれまでほとんど理解を示したこなかったある意味ポピュリズムにもうつる議員が、テレビの映る位置に陣取って部会で発言しようとしていることは、何か滑稽です。
しかし、それは見方を変えれば保守に力を持たせることにつながり、半分は歓迎しますが、半分は世論の注目を浴びなくなったら簡単に意見を変えてしまわないか心配です。私たち保守派が議席を得られなかったのが一番問題なのですが…
自民党には世論に媚びるポピュリストもいれば、リベラルもいます。こんな幅広い意見がまとまる兆しも見えてきました。しかし、この機会に外国人参政権は党議拘束をかけて反対しなければ、何のための保守政党であり、執行部なのでしょう。
明後日は自民党の党大会です。民主党との違いを鮮明にすべき時期は今です。


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  • 2010年01月22日(金)22時24分
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    【「国民生活が第一」はどこへいった】

     石川代議士ら小沢幹事長の秘書3人が逮捕され、政局は新たな展開を迎えようとしています。しかし、スキャンダル追及がメインになって、肝心の国民生活や予算に関すること、さらに憲法改正や外国人参政権の問題など重大な事項がおざなりにならないよう、断固として本末転倒な事態は避けるべきです。

      民主がダメなら自民という政権交代の受け皿となる役割を、自民党も十分果たせていないでしょう。参議院の公認を巡り、70歳以上は引退してもらうような思い切った決断は、出直し中の自民党としては当然取るべき対応です。こんな低次元の話題で党が叩かれているようなら、政権奪取など望むべくもありません。
     
     一方、国民の政治への関心も並々ならぬものを感じます。週末にいくつかの新年会に出席し、地元の方から今の政治に対する要望を聞きました。 「今回の逮捕劇で民主党への不信が広がっているものの、自民党にも任せられない。政治不信をこれ以上、広げないため若い人にがんばってほしい。あなた方の世代が立て直さなくてはだめだ」という趣旨の発言が多かったように感じます。

     また、デフレ、円高、雇用難といった経済対策は全く見えてきません。民主党のキャッチのように「国民生活が第一」というなら、野党時代に追及したように公約実現に向けて成果を出さなくてはなりません。 特に20代、30代の若い世代のこれからの見通しは深刻です。昨年の大卒就職率は7割強、高卒は3分の2です。
     こんな苦しい時代に親が学費や仕送りで何百万円、数千万円も出して息子、娘を大学卒業させても、ニート・フリーターになるのが3割もいる現状に希望が持てますか?若い人たちは働いても、貯蓄が増えないどころか、職もいつクビになるか分からない状況で、将来の結婚やマイホーム、あるいは独立といった夢を持てるでしょうか?体が健康で、働く意思さえあれば、生活は何とかなるというのがこれまでのあり方だったのではないでしょうか。予算案からも有効な雇用対策が全く見えてきません。 また、高齢世代は貯金がある程度あったとしても、ゼロ金利で増えないし、これから年金も目減りするし、さらに老後に子供の収入も当てにできないとなれば、当然、出費は抑えてかかります。

      今必要なことは、高齢世代から若い世代へお金が循環するよう、税制や法制を充実させ、予算をつぎこむことです。例えば、リバース・モゲージという高齢者が土地を担保にして資金を得る仕組みがありますが、お金が動かない時代だからこそ、今ある資産を有効活用すべきでしょう。税制を優遇すれば、資産の世代間継承にもつながります。若者がチャンスをつかみ、将来を見通す力にもなり得ます。 私も国民の景気や生活が良くなる方策を毎日考えていますが、今ある現状のものを再発見・再発掘し、有効に生かしていくことが一番かと思います。


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  • 2010年01月17日(日)23時02分
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    【自民党が次期参院選に勝つ条件】

     平成22年の新年には、全国の皆さんからメールやFAXで激励や提言を事務所宛にいただきました。大変感謝しております。大多数の意見がこの国の保守はじめ政治そのものがどこに行くのか危惧しており、職種や年齢も様々です。秀逸な意見も沢山ありました。
     集約して端的に言えば、第一に民主党との政策の違いを鮮明にすること、第二にマスコミに揚げ足取りになるような報道をさせないこと、第三に各種法案に対し「非難声明」のような目立った反対姿勢を示すこと、です。
     民主党との違いは、①沖縄・普天間問題で全住民のアンケート調査を実施し、公表した上で、意見を鮮明に打ち出すこと(普天間の住民は基地移設に賛成している人が多いと聞きますが、事実を示すべきです)②こども手当の「現金給付」に反対し、代案として「現物給付」を打ち出すこと(現金給付だと必ずしも子ども用の支出に回らない)③自民党執行部全員で靖国神社に参拝すること(自民党内にチャイナスクールは存在しても、さすがに靖国神社を軍国主義イデオローグの権化として考えている議員はいないはず?)-です。
     2005年の郵政解散の前、当時の民主党岡田代表(現外相)は政権奪取に向けてネクストキャビネットを組閣するかたわら、岡田政権500日プランを作り、年金や子育てを中心とした政権交代マニフェストを掲げていました。これが政権を目指す健全野党の当たり前の姿です。谷垣執行部はこうした政権奪還の意欲を示すような具体的な動きがまだまだ見えません。最低でも谷垣プランと谷垣首班のシャドーキャビネットを作り、政権奪還したら、国民のために何をやるのか?以前の下野する前の自民党とどのように変わったのか?などをきちんと示さなくてはなりません。
     ましてや、次期参院選に青木前参院会長や山崎元副総裁、片山元参院幹事長などベテラン勢を公認することはいかがなものなのか。国民が政治に期待することを見極めた上で、マスコミにも「変革する自民党」の材料を提供しなくてはなりません。
     そして、在日外国人地方参政権の問題ではきちんとした「非難声明」を、自民党を中心に無所属含め超党派で連携すべきです。それに加え、天皇陛下の政治利用や、小沢幹事長・鳩山総理のカネ問題、デフレ・円高・雇用への無為無策ぶりも追及しなくてはなりません。
     今政治が何をすべきか?民主党は国民の生活が第一というなら経済対策を優先させなくてはなりません。藤井財務相は健康に不安がありますが、こんな大事な時期に経済政策がサポートできる議員がいなくて大丈夫でしょうか。今回の総選挙では、経済通や財政通の自民党議員が多く議席を失いましたが、これも国民の判断なのでしょう。全く景気が明るくなる兆しが何も見えてきません。自民党も堂々とした民主党が追随できないような経済対策の代案を打ち出す必要があります。


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  • 2010年01月06日(水)16時01分
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    【日本年金機構の行方】

     消えた年金記録で世間を騒がせた社会保険庁がなくなり、今月から日本年金機構に組織が移行しました。組織移行だけで中身は何も変わっていないという批判は承知しています。すぐに年金不信がなくなるとは到底思えません。一方で、同機構に関する法律に関しては、私も現職時代にかなりの数の質問や意見を物申したので、感慨深い反面、対応が不十分ではなかったのかという心残りな部分もあります。
     昨年8月の総選挙中、民主党が「日本年金機構見直し」のような構想も掲げていたので、政権交代してから長妻大臣の対応を見守っておりました。その構想自体は総選挙前に、支持母体の一つである社保庁労組(旧国費評議会)に配慮した結果でしょうが、ともあれ、無事に発足したことは評価できます。
     新組織が基礎的なミスを減らし、接客サービスを民間並みに向上させるのは当然としても、問題は旧社保庁時代の職員が8割以上も再雇用される点にあります。再雇用されずに分限免職された職員もいますが、このほとんどが懲戒処分を受けた経緯を持つ人達だから自業自得です。クビになった職員の中には「(私のような職員を辞めさせて)新機構でもノウハウが維持されるか心配」と新聞でコメントしていた人もいましたが、そんな人に心配されたくはありません。
     処分を免れた職員の中には、不正体質に間接的に手を貸したか、黙認した者も多くいるはずで、そんな怠惰で不正を容認する体質が受け継がれる可能性は大です。そして、不祥事が発覚した場合、さらなる国民の失望が待っています。そうならないためにも、職員は「新しい血」の入れ替えが必要なのです。与党の現職だった時代に、そこまで踏み切れなかったのは今でも悔いが残りますが、総理大臣クラスが主導しないとうまくいきません。
     社保庁がこれまでやってきた、有名人の年金データ「のぞき見」や、職員給与や年金記録の改ざん、一日5000文字以内の文字入力制限など論外です。公務員という理由だけで、公務員法により新組織でも雇用しなくてはならないのは残念至極です。民間を退職し、厳しさも知っている人のほうがどれだけ真面目に年金業務に打ち込むか分かりません。
     年金問題の本質は、将来に生活に困らないだけの所得保障ができるかという点にあります。私の支持者の中にも「でも、記録が正確でないと、きちんと年金がもらえないで困るでしょう?」とおっしゃる方がいますが、そんなことはテクニック論の問題で、とっくに解決されてなければならないのです。事態が起こればモグラ叩きのように叩くマスコミ報道に流されすぎているのでしょう。
     また、「国民年金が破綻するのでは?かけた分は年金として戻ってこないから、保険料を払うだけ損をするのでは?」というのもウソです。報道関係者ももっとマクロな視点で勉強してもらい、国民に正しい報道を伝えるべきです。
     年金問題は、年金記録やそれを扱う組織の「ミクロ」的議論にすりかえられています。それよりも、将来の財源や人口構成、世代間格差がどのように発生するか、適正な受給金額とは?など「マクロ」的議論を、堂々と与野党問わず、政治主導で実現してもらいたいものです。


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  • 2010年01月05日(火)15時53分
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    【若者が世代間格差を感じない世の中へ】

    平成22年の幕開けを心よりお慶び申し上げます。元旦は恒例の元朝式に出席し、二日は靖国神社に参拝。
    その他は風邪で休んでいたり、書類整理をしたり、家族と久々にお正月らしい日々を過ごさせていただきました。例年だと、選挙の決意ばかり語っていましたが、今年は今できることを確実に行うことができる積み重ねの年にしたいと思います。そして、皆様の期待に応え、次期衆院選では必ず捲土重来を期することをお誓いします。

     靖国神社では毎年、昇殿することが習慣になっております。英霊の方々に議席が守れずに国会で発言できないことをお詫びし、現職でないからこそできること、一つ一つこなすと約束しました。

     書類整理をしていると、平成17年の総選挙について書かれた新聞や雑誌が出てきました。小泉自民党が圧勝し、独裁が危惧されたり、民主党の情けなさを憂うようなトーンで記事が書かれているのが懐かしかったです。一方、その時に掲げられた景気回復や憲法改正、少子化始め社会保障の抜本的解決など根幹的な課題はほとんど解決されていないのではないかと反省しました。4年間も国会にいて、一個人、一国会議員としては努力したつもりであるが、全体的なウェーブを起こし、国を変えるには至らなかったと。昨年の審判は、歴史の必然かもしれません。しかし、民主党政権の本質を見るのはこれからでしょう。

     一方、政権与党の受け皿となるべき自民党はどうでしょうか。何故、シャドーキャビネットすら組織しないのか?何故、今年の参院選に対し、1人区や2人区で勝てるような有効な道筋を示さないのでしょうか?何故、日米関係や天皇陛下の政治利用、小沢・鳩山の政治とカネ問題について厳しく追及し、アンチテーゼを示さないのでしょうか?何故、参院のボスや70歳以上の派閥領袖や大臣経験者クラスの元議員の人たちの立候補について無条件に公認してしまうのでしょうか?何故、無党派対策が選挙において一番求められる昨今に、党員や地方組織の足元ばかり見てしまうのでしょうか?

     民主党がダメで、その受け皿の野党、自民党がダメなら、日本人はどこに行けばいいのか。不幸ながらも、日本の政治全体がいよいよ本当の混迷の時代になりつつあります。自民党に限らず、本当に日本人のDNAを呼び覚まし、自信を持って一票を投じられる政党が必要なのではないでしょうか。

     そんな中、社会全体が「昭和」を見直すというか、懐かしむ傾向があるように感じてなりません。単に昭和の良い部分を現代に取り入れようとするなら肯定すべきですが、バブルや地下高騰を懐かしむような風潮はあまり褒められません。確かに昭和から平成の始めは、普通に就職できて、終身雇用で安定していたし、退職金・有価証券もまともな利子がつき、さらに年金は高水準で分配されました。だから、人々にも余裕があり、社会全体が人情の機微をより感じられた、あるいはドラマやコントのストーリーひとつにしても、何事にも作りが丁寧だったように思われます。

     景気で言えば、今からちょうど20年前が東証株価の最高値を記録しましたが、その時がバブルのピーク。
    仕事は好きなだけあったし、土地も高騰し、現金も余っていました。日本中はおかしくなったが、日本人全体の生活ベースが上がったことも事実です。それから20年。私は平成7年の入社でしたから、不景気しか知りません。学校で習ったことはマルクス経済学はおろか、ケインズも全く役立たないことを、新聞記者をやりながら実感しました。ゼミで社会保障論を選んだことも、将来の少子高齢化社会に対応するには、経済学的視点を学んでおけば、政治家になった時に役に立つと考えたからです。

     現代は土地本位制だけを残しながら、投資するべき対象すら限定されてしまった。デフレも極端で、現金が一番強く、残っていた隙間も次々と切り詰められ、社会全体が世知辛く、遊びがなくなったように思われます。

     今、政治がなすべきことは何か?日本人の財産を総点検し、特性を伸ばしていくことではないでしょうか。つまり、世界に冠たる皇室文化を広め、日米安保の重要性を認識しながらも、自主独立の日本の将来を見据えること。さらに、日本の近現代の歴史認識について政府が統一見解を示し、日本人全体が自信と誇りを持ち、人が生まれてから死ぬまで、頑張れば必ず報われるというような社会システムを構築しなくてはなりません。今の時代に生きる若者が夢と
    希望を持てる社会化というと、私は必ずしも肯定できません。若者が世代間格差を感じる世の中で、社会が活性化することはあるのか。日本の伝統や文化、歴史、勤勉性、経済力、産業、科学、医療技術など格差以上に素晴らしい恩恵を現代だからこそ得ているという実感が働く意欲に変わるはずです。


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  • 2010年01月04日(月)00時30分
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    【平成21年を振り返って】

    皆さん、こんにちは。前回から久しぶりの更新でしたが、時間があいてすみません。
    来年からはこまめに更新できるよう反省を込め、決意といたします。
     一年を振り返ると、麻生政権で年を明け、バッシングの不安な船出の中、小沢秘書逮捕、そして総選挙の大敗による政権交代があり、自らも議席を失い、そして選挙が終わっても考え方をともにする保守の同志とともに、民主党政権の危険について指摘し、行動した激動の年でした。中でも、天皇陛下がこれほどまでに政治利用されたことは近代史上なかったことであり、踏み越えてはならない一線を踏み越えたのが、岡田外相や小沢幹事長に代表される発言でしょう。特に訪中団と国家主席との記念撮影の見返りが、陛下と副主席の謁見だとすれば、皇室の権威を売り渡した行為にも等しいと言えます。ルールに則るならば、謁見自体は何も問題ありません。しかし、特定の政治家の政治的権力を見せつけるために慣例や憲法
    解釈が変えられたのならば、日本が日本でなくなります。

     皇室があるからこそ、日本人が無意識にアイデンティティーを持つことができると考えます。
    そして「公」と「和」の精神こそが皇室そのものであり、欧米のように「自由」「博愛」「平等」のような精神を無理に持たなくても、自然に日本人と意識できるのは歴史と伝統あればのことです。

     そのため、伝統的正統性こそが最も守られなくてはならないことであり、日本人が今までに守ってきた皇室の権威は、政権が変わったくらいで捻じ曲げられるほどの軽いものではないのです。

     そんな中、最後は桜チャンネルに出演し、今後の保守について考えました。議論はブログでもネットでも皆が日常的に戦わせているため、多くは申しませんが、やはり次の衆院選までに政界の保守再編が必要でしょう。外国人参政権についても、草の根による都道府県議会や市町村議会の議員たちに反対署名を呼び掛ける活動も進んできました。

     来年は民主党大会と同じ日、同じ日比谷公会堂で決起大会を開きます。
     参政権を考える上で、気になったことは8月総選挙の「一票の格差」を「違憲」と断じた高裁判決です。私自身は極めて画期的ととらえ、区割りだけでなく、選挙制度の見直しも含め、次期総
    選挙までなさなくてはならない課題と考えます。参院選についても、9月の最高裁判決は「合憲」としたものの、5人の裁判官はじめ違憲を指摘する意見も相次ぎました。

     そもそも、一票の格差が5倍以上なら違憲で、4・9倍なら合憲というのが非常識、不見識としか言いようがありません。有権者の一票を馬鹿にした判決です。三権分立という概念から、司法が
    立法に遠慮したのかも知れませんが、これも不作為でしょう。

     参議院の選挙制度は憲法で規定する「半数改選」(憲法で明記すべき重要なことなのでしょうか?)が、定数是正のガンになっています。すなわち、選挙区は3年ごとの改選のため、定数2、4、6という偶数の定数しかできないためです。奇数の定数を設け、6年ごとに改選するなら、格差を2倍以内にするのは易しいはずです。

     従って、参議院の選挙制度は当面、242の定数を、選挙区121、比例区121に分け、それぞれ交互に3年おきに実施すればいいと思います。具体的に選挙区の定数は、人口約100万人ごとに1議席とするなら、人口1200万人の東京都は12議席、人口100万人未満の鳥取県、島根県などは1議席を分配すれば、均等になります。比例はドント式の現行のままで構わないでしょうが、名簿が拘束か非拘束かは議論が分かれます。非拘束式になってから、昔の全国区と近い制度になりましたが、本当にそれでいいのでしょうか?100万人単位の名簿と、数億円単位のお金をバックの団体が工面したり、タレントやアナウンサーなど有名人しか立候補できない選挙環境でいいのか疑問です。

     衆議院の選挙制度も本当に現行の並立制でいいのでしょうか?小選挙区で落選しても比例で復活できる並立制に批判はありますが、単純小選挙区だけにすれば、おびただしい死票が出ます。一方、小選挙区の区割りは少なくとも、2倍以内に抑えることが大切です。しかし、厳密に区割りをするなら、毎年10%前後の選挙民が入れ替わる都市部の選挙区は、毎回区割り変更があるかも知れず、政治家にも有権者にも信頼感や安定感が損なわれます。答申を受け、大規模な区割りがあるなら、解散時期まで制約されてしまうおそれもあります。

     中選挙区制の復活もかなり議論されていますが、小選挙区で選出された政治家がほとんどの昨今において、現実的な選択か分かりません。個人的には中選挙区は日本人に合った制度と考えます。本来なら、中選挙区制で定数是正をきちんとすれば、これほどの小選挙区の弊害を感じなくてもすんだのかも知れませんが、政治改革の名の下、選挙制度を小選挙区に変えたのは小沢幹事長ら一部のグループです。

     私は現実的な案としては、やはり3年~4年に一度、国勢調査に基づき、区割りをきちんと改める必要があると考えます。国から委託された公正な機関がガラス張りで、一定の客観的な条件に従って、区割りを策定するのです。
     また、定数削減についても議論されますが、日本の国会議員の議員定数は決して多くありません。アメリカと比較すれば、どの国も議員は多いです。日本の一人当たりの国会議員数はOECD30カ国で29位でアメリカの次に少ないです。国会議員のイメージが働かなくて高給という悪いものが国民の間にあり、遊離しているのが原因と考えられます。貧しさを競う必要は全くありませんが、政治家一人一人が情報発信し、議員たちの仕事ぶりが歳費や政党助成金はじめ税金の支出に見合っていると国民が認めるような空気をつくらなくてはなりません。
     選挙制度を考えると同時に、外国人参政権や帰化の条件などについても議論する土壌をつくることが、衆愚政治を食い止める一歩になるでしょう。
     こうした中で平成21年は終わります。皆様方にとって来年もよき一年となりますように。
     良いお年を!

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  • 2009年12月31日(木)18時34分
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    日本文化チャンネル桜出演!!

    12月26日に日本文化チャンネル桜に出演致しました。

    そこで放送日などをお知らせさせて頂きます。


     詳細

    放送局「株式会社日本文化チャンネル桜」

    番組名「闘論!倒論!討論!2009 日本よ、今・・・」

    テーマ「どうなる日本!?年末大討論」

    ※今年の総決算と来年の行方について議論致しました。


    放送日:平成21年12月31日(木)


    放送時間:20時~23時


    放送チャンネル:日本文化チャンネル桜

            スカパー!217チャンネル

            インターネット放送So-TV


    パネリスト:赤池誠章(前衆議院議員)

          加瀬英明(外交評論家)

          上島嘉郎(月刊「正論」編集長)

          日下公人(評論家・社会貢献支援財団会長)

          田久保忠衛(杏林大学客員教授)

          竹田恒泰(作家・慶應義塾大学講師)

          西岡 力(「救う会」全国協議会会長代行・東京基督           大学教授)

          林 潤 (前衆議院議員)


    司会:水島 総(日本文化チャンネル桜 代表)


    上記のようになっておりますので是非ともご覧下さい。

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  • 2009年12月29日(火)02時31分
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  • 活動報告

  •  

    【天皇陛下が時の政権に利用される懸念】

     みなさん、こんばんは。林じゅんです。
     今週は、今年一番の冷え込みが予想されているようです。風邪など体調管理には十分お気を付け下さい。

     さて、先日、宮内庁の羽毛田信吾長官が、天皇の政治利用に当たる懸念がある、として深い憂慮の念を示されました。 それもそのはずで、陛下と外国要人の会見は、1か月前までに申請を受け付けるという政府のルールがあるにも関わらず、羽毛田長官によると、宮内庁が外務省を通じて、中国政府からの会見要請を受け取ったのは、習副主席の来日まで20日を切った11月26日に申し入れがあったとのこと。ルールにより応じられないと返答してもさらに、平野官房長官が、電話で2度にわたり長官に特例扱いを要請し、最後は「総理の指示だ」と強引に説き伏せたという。

     しかも一度は陛下の健康状態が良くないからという配慮のもとに断ったにも関わらず、小沢氏は「陛下の体調がすぐれないなら優位性の低い(他の)行事はお休みになればいいことだ」との述べた。陛下が参列される事が決まっている行事を取りやめてでも胡錦濤国家主席の後継者と目される習副主席との会見を優先せよ。という判断を小沢氏がするべき立場にない事は明らかであまりに越権行為に強い不快感を覚えます。

     また、鳩山首相は「1か月ルールは知っていたが、日中関係の重要性を考えれば、杓子定規なことが国際的な親善の意味で正しいことなのか」と述べて、政治利用に当たらないとの見解を示しました。そもそも1か月前に申し入れをすれば問題がないものをどんな緊急案件かは知る由もないが、政治的緊急課題ならばそれも鳩山首相が対応をすれば良いことであります。

     そして一度ルールは破れば、それが当たり前になる恐れがあります。線引きのないまま、ただでさえ多い陛下のご公務を無用に増やすことにつながりかねません。そしてまた、今後、例えば他のアメリカや韓国、ロシアなど同様の要請があった場合、どの国までを大事な国と判断するというのであろうか?

     過日においては、岡田外相が国会開会式での陛下のお言葉の内容について発言し批判されたのも、つい最近です。

     私はじめ保守精神を高く持つ有志の方々は、陛下が時の政権に利用されるのではないかという懸念を強く持っています。

     鳩山首相、小沢氏はじめ時の政権政党には「国家」とはなにか?という基本的理念のあまりのなさに落胆と憤りさえ感じています。
    このままでは日本の将来が危ぶまれます。誇り高き日本を子供たちや孫たちに残すため、是非私と一緒に行動を共にして下さい!

    ※次回『第四回 日本をこよなく愛する人の会』は、
    平成21年12月18日(金)19時より 林じゅん大船事務所にて(鎌倉市大船2-20-34)参加ご希望の方は、hayashi@hayashi-jun.com までお名前とご住所お電話番号をお知らせ下さい。一緒に日本を守りましょう!ぜひご参加お待ちしております。
    ※「日本をこよなく愛する会」活動理念
    「日本をこよなく愛する会」は日本人が日本人であるため、日本の自信と誇りを取り戻すことができるよう、日本の美しい自然や地域の絆を尊重し、歴史、伝統、文化を見直すことを宣言します。また、日本人が持つDNAを呼び覚まし、戦後より失われた本来の日本精神、すなわち御皇室を中心とした「公」と「和」の精神を取り戻し、新たな時代を創造します。
    その実現のため、会員各員は正しい歴史認識と愛国心を持った政治家である林 潤氏をあらゆる形で応援するとともに、地域で草の根活動を続け、明るい日本の建設に向けて全力で取り組むことを誓います。

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  • 2009年12月14日(月)22時19分
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    【普天間移設~歴史的転換期の決断をする覚悟】

     皆さんこんばんは。林じゅんです。 

     先日月刊WILLに対談内容が掲載されますとご報告しましたが、2月号に記載となりました。楽しみにして下さっていた方々、ご報告が遅れまして申し訳ございません。

     さて、最近は、講演依頼が少しだけ入るようになり各地に出向いています。『民主党政権になり生活・経済がどのように変わっていくのか?』という内容で講演希望される方が多いようです。報道でも少しずつは民主党政権の危うさを指摘する内容もありますが、以前の自民党と比較すればゆるやかに思えるとのご意見もあります。そのような状況の中で何が一体変わってきているのか!ということを講演させて頂いています。

     さて、民主党政権を危ぶむ一つの山場として、普天間移設問題がある。2日前に米海兵隊普天間飛行場の移設問題で、鳩山首相が年内決着を断念する意向を示したばかりではあるが、案の定アメリカの不信感を買い、一転、17日のCOP15首脳級会合までに対処方法をまとめる考えを表明している。
     一昨日の「年内決着は断念の決断」は社民党への配慮と思われる節が強い。
     だが首相が今すべきは、日米同盟を堅持しつつ、地元の基地負担を軽減するためには、現行計画での年内決着を行う方針を断行するべきだ。社民党が説得に応じず、連立政権を離脱した場合、一時的に政権運営は不安定になるが、乗り切れないであろう。民主党は、衆院では単独300議席超を占める。参院でも過半数にわずかに届かないだけだ。参院で各5議席ずつしかない社民、国民新の両党に配慮するあまり、沖縄の基地負担軽減策や日米関係を危うくすることは絶対に避けなければならない。

     今、日本は、歴史的転換期に入っている。歴史的転換期だからこそリーダーが日本人の生命と財産と日本の国益を守れるかが大きな課題となる。鳩山首相のブレる発言を聞いている限り、この大きな決断をする覚悟を感じられない姿にはいらだちさえ禁じえない。

     そして又、このような大事な転換期において議席を持てず政権政党にもない自らの無力さに先人の方々の思いを背負って仕事をさせて頂いてきたわが身を顧みて非常に辛く思う。

     次回『第四回 日本をこよなく愛する人の会』は、
    平成21年12月18日(金)19時より 林じゅん大船事務所にて(鎌倉市大船2-20-34)参加ご希望の方は、hayashi@hayashi-jun.com までお名前とご住所お電話番号をお知らせ下さい。一緒に日本を守りましょう!ぜひご参加お待ちしております。

    ※「日本をこよなく愛する会」活動理念
    「日本をこよなく愛する会」は日本人が日本人であるため、日本の自信と誇りを取り戻すことができるよう、日本の美しい自然や地域の絆を尊重し、歴史、伝統、文化を見直すことを宣言します。また、日本人が持つDNAを呼び覚まし、戦後より失われた本来の日本精神、すなわち御皇室を中心とした「公」と「和」の精神を取り戻し、新たな時代を創造します。
    その実現のため、会員各員は正しい歴史認識と愛国心を持った政治家である林 潤氏をあらゆる形で応援するとともに、地域で草の根活動を続け、明るい日本の建設に向けて全力で取り組むことを誓います。

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  • 2009年12月07日(月)22時58分
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