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【ラジオに出演しました!~投薬から予防へ~

5月17日インターエフエムにラジオ出演しました!
内容の一部を紹介します。よろしかったら音声も一緒に聞いてみて下さい!

[ 投薬から予防へ ]

ゲスト:衆議院議員 林潤様みなさんこんばんは、ボディリーコンシェルジュの小川薫です。
「ボディリー」、これは身体全体とそれに関係する全てをトータルに見た言葉です。
この番組では、様々なゲストをお呼びしながら、みなさまのよくあるお悩みをボディリーな視点でお話ししていきます。

早速、今日のゲストをご紹介いたします。
みなさんもよくご存知の、衆議院議員、林潤さんです。今日はお忙しい中ありがとうございます。

林さん;みなさんこんばんは。今日ゲストになりました、自民党衆議院議員の林潤です。
神奈川4区という所の選出で、毎日新聞の記者をしておりました。現在当選1回です。今日はどうぞよろしくお願いします。
小川;よろしくお願いいたします。林さんは衆議院では厚生労働委員をなさっていて「医療と年金問題」を専門にされているという事で、今日は、「投薬から予防へ」をテーマに、これからの日本の医療についてお話しを伺っていきたいと思います。

林さん;医療問題というと、本当に堅くなってしまいます。教育番組みたいになってしまいますのでね、ソフトにやりましょう。
小川;そうですね。今の日本の医療はどんどん発展していて、平均寿命もすごく高いですが、実際のところ50代、60代になると、何か一つは不調を感じて、お薬を飲んでいる方も多いのが現実だと思います。国の医療費の負担を考えると、今後はもっと「予防」に重点をおく必要がありますよね。病気予防の国の対策としては、「メタボ検診」がはじまっていますが、林さんはこの「メタボ検診」についてどう思われますか?
林さん;方向性としては間違ってないと思います。ただ基準を厳しくしすぎてしまうことで、かえって病気でない人も病気になってしまう、病気を作ってしまうっていうことがあると思います。
小川;そうかもしれないですね。
林さん;例えば、男性のウエストは85センチ以内となっているんですけど、これはお腹を引っ込めたり、おへその上か下かで計測に誤差もあるんですよ。そういったことはお医者さんなど専門家の人たちからは個々にたくさん指摘されていることはあるんですよね。やっぱりこれから大事なことは、個々に丁寧にやるっていうことですね。やっぱり個人差がどうしたってありますから。パーソナルデータを大切にしながら、本当に予防に重点をおいているかどうか、この視点が大切だと思います。
小川;そうですよね。
林さん;小川さんのサロンのサービスって、こうしたものを個々にカバーできるものがありますよね。
小川;はい。そうなんですよ。私のところではボディリーコンシェルジュサービスといって、身体の外側と内側をあわせたよりきめ細かいトータル的なメンテナンスをさせていただいております。そのため決まったメニューではなくて、その方にとってその時に必要なものを提供しています。
林さん;なるほど。
小川;例えば、ダイエットをしたいという方には、脂肪を燃えやすくするマッサージだけでなくて、ご自分でも毎日続けられるようなその方だけの運動メニューやお食事メニューなどもお作りしています。
林さん;そうですよね。小川さんのサロンで私自身も施術を受けてみて、単に揉みほぐしたりするだけでなく、アロマの調合だとか香りにもこだわっていますよね。後いろんなそういう体重だけでなく食事のメニューですね。そういった内面外面ですね、両方から美しくしようとする工夫がされているんじゃないかなと思います。これは今流行りのデトックスというやつなんでしょうかね。
小川;ありがとうございます。
林さん;忙しいサラリーマンがいますけど、日本の社会を支えるサラリーマン。サロンになかなか行けないんじゃないかと。時間的な余裕や経済的な余裕もあるかもしれません。そういう人たちは、個々に体調管理をどうやって気をつけたらよろしいんでしょうかね?
小川:そうですね。実際にサロンに毎回通うっていうのが、時間的に厳しかったり、金銭的にも厳しいって人も結構多いんですけど、そういう人にも対応できるようなサービスを新たに考えていまして、特に、今不況ということもあって、ストレスで凝りがひどい方が特に多いと思うんですけど、凝りに特化したマッサージで凝りをほぐした後に、その後はご自身でもメンテナンスをしていけるように、毎回マッサージに通わなくてもいい状態を保てるように教えたりもしています。
林さん;なるほど。駅の側にある、家電量販店なんかに行きますと、みんな死んだように眠っていてマッサージ機のところに座っていますよね。あれが現代サラリーマンの疲れかなって思ったりもしますね。
小川;きっと、自分でどのようにメンテナンスをしたらいいかわからない人がすごく多いと思うので、今後は今までメンテナンスってことに興味がなかった方にも、どうやってメンテナンスをしていったらいいかお伝えしていけたらいいなと思っています。
林さん;統計はとってないですけど、健康産業って、相当シェア大きくなっていると思いますよ。本とかDVDとか、実際のヨガ教室とか、ああいう売り上げでいったら、過去にないくらい盛んになっているんじゃないでしょうかね。そのくらいみんな健康にはひとりひとり気を使っていると思いますよ。
小川;私の会社では、その場限りのお付き合いっていうのではなくて、ひとりひとりを理解して一生の身体の相談相手という関係を築きながらこれからもやっていけたらなと思っています。
林さん;一生の相談相手って、これ結構大事なんですよね。ビジネスマンなんかでも行くところを毎回変えたりとかそういうのではなくて、ちゃんとやってくれる1つのところを見つるっていうのが大事だと思いますね。こういうメタボ検診は、基準外の人を多く抱えている自治体には、今後、実はぺナルティーっていうのが課せられるようになるんですよ。
小川;そうなんですか?
林さん;おそらく企業も健康保険組合をやっていますよね。これが全体的に上がってしまうということで、全体的に抑制するために健康志向が高まってくると思います。だから、小川さんのやっているサロンはこういったニーズに必ずこたえていきますよ。
小川;頑張ります!!

【音楽】Suite No.6 in D major, BWV 1012 - Gavotte I/II / Yo-Yo Ma

小川;実際のところ、世の中でがんばっている人ほどメンタルの病気になりやすいと思うんですけど、それを改善できる場所もまだまだ足りないので、そういった施設がもっと増えていくと良いですよね。
林さん;まあ、施設だけじゃなくてソフトの方も大事ですね。やっぱり人の育成とかですよね。
小川;そうですよね。まだ現状としては、まだきちんとカウンセリングができたりきちんと病状判断ができない方もたくさんいらっしゃいますもんね。
林さん;そうですね。予防っていうことを本当に考えていきますと、30代40代、過労とか暴飲暴食、まあ本当無理しますけども、これが、60代後半になるとひびいて病気が一気に来るっていう仮説が結構有力なんですよ。今、日本人の健康年齢っていうんですが、要介護とかにならないで元気にいられる年齢が72歳なんですよね。80歳くらいが大体男性の平均寿命ですから、そういうことでいうと健康年齢をもっと高めることをやっていきたいですよね。
小川;そうですよね。若いときはいくら、食べ物がよくなくても無理しても何とか若さで細胞がカバーできるんですけど、年齢がいってしまうと顕著に現れてしまいますもんね。私も、いろいろな困っている人に対してもっといろいろなサービスを幅広くこれからも考えていきたいと思っています。
林さん;是非その、運動メニュー、食事メニューですね。それからフィットネスなんかも随分盛んになったりしていますけど、総合的に心から内面から楽しめるようなものを総合的に考えていただきたいなという風に思いますよね。
小川:そうですよね。私のところでも運動メニューとかも個別にひとりひとりに合わせて、一般的には走るのがいいとかウエイトトレーニングがいいとか言われていると思うんですけど、やっぱり体質や性格によっても何が合うかとかも違ってくるので、そういった視点からもいろいろアドバイスしていきたいなと思っています。
林さん;そうですね、バラバラにやっていっても連携がなくって、いくらフィットネスをやっていても、その何日か後に、ビールたくさん飲んで焼肉10人前食べちゃったっていったら意味がなくなってしまいますもんね。是非トータルっていうことが大事だと思いますよね。パーソナルデータを大事に、トータルでメンテナンスするっていうのを大事にして欲しいですね。
小川;これからもがんばっていきます。林さんも国の対策として、これからいろいろやっていきたいことがおありなんでしょうか?
林さん;高齢化社会これからもっと急激にやってきますから、元気なお年寄りにもっとモチベーションが上がるようにするって事が大事でありまして、そういうお年寄りに、健康保険証をゴールドカードに切り替えるとか、そうすれば保険料が5%安くなったり、1年間で褒章金が5万円もらえたりですね。5年続けるとプラチナカードになったりですね。そうった取り組みはおもしろいんじゃないかと思っていましてね。麻生総理大臣は増添大臣に話したんですよ。そうしたらなかなか前向きに捉えて興味をもっていただいておりましたね。
小川:おお!実現するかもしれないですね。
林さん;がんばりたいですね。


小川;林さんは、36歳とおまだ若いんですが、お若いからこそ、これからの未来のあるべき姿をより真剣に考えてらっしゃいます。多くの方の夢をになってらっしゃる林さん、これからも頑張っていただきたいと思います。
林さん;今日は本当にどうもありがとうございます。これを聴いて、是非健康に対する認識ををみなさんにも新たにしていただけたらなと思います。どうもありがとうございます。
小川:是非また私のサロンの方にも、体調を整えにいらしてくださいね。
林さん;ええ。伺わせていただきます。
小川:今日は、ありがとうございました。林潤さんでした。


 

【臓器移植法改正を考える】  

 本日は、新逗子駅にて599回目の街頭演説で朝をスタート。国会では、マニフェストに入れる政策を練っていました。詳細はまた次の機会にお知らせします。

さて、1997年の臓器移植の審議の際、脳死を人の死とするかどうかについて、法律では、「臓器提供する場合に限り、脳死をもって死とする」と定めました。この基準が曖昧だったという見解もあり、10年間に実施された脳死臓器提供はわずか61例で、アメリカの約8000例とは比較にならず、脳死移植は定着とは程遠い状態です。子供は制度上、国内での移植がほとんどかなわず「生きる希望」を求め、海外渡航が後を絶ちません。私も切実に苦悩するご家族の方たちの話もたくさん聞いてきました。小児医療専門病院にも見学に行き、助かる方法がある命をみすみす救えないのかという強い思いに何度かられたかわかりません。

 そこでこれらの状況を改善するべく、4つの項目について法律の改定案が提出されています。

A案:脳死を人の死とし家族の同意で提供可。B案:提供年齢を現在の「15歳以上」から「12歳以上」に引き下げ。C案:生体移植などについての規定を追加する。が検討されています。そして新たに提出されたのがD案です。
D案は脳死の定義について現行法と同じ、臓器提供の場合のみ、人の死とします。臓器提供の年齢制限を撤廃し、15歳未満の臓器提供の場合、家族の同意と第三者機関の承認が必要となります。

 私自身は、臓器移植の可能性が広がり、また家族の心情にも配慮できる上記のD案を検討しています。やはり脳死状態とは言え、心臓も動いているまだ血の通った温かい家族を死と判断するのは辛すぎてそこまで割り切れないのではないかと考えています。

 国会議員はあらゆる問題について多方面からの意見を聞く機会に恵まれます。また、多くの意見を聞くことが義務であるとも言えます。対立し合う意見を前にして、それでも法律という一つの結論を出さなければならない場合、議論と妥協によって最善の道を探らなければならなりません。

 しかし、人の生死という個人の倫理観・死生観を問われるような問題に直面したとき、ましてや党議拘束がはずされ、各人で考えて答えを出さなければならないような場合、それぞれ真剣に問題に向き合い考えなければなりません。それが「国民の負託を受ける」という重い責任だと思います。

 脳死・臓器移植については、海外に臓器を頼っている臓器不足の問題や医療に対する不信、人工心臓など新しい技術の開発、また行政の努力や宗教の問題など、多くの問題がからむ難しい問題です。私も皆様のご負託を受けた議員として、また一個人としても「臓器移植」については皆様と一緒に考えていきたいと思います。皆様は臓器移植についてどう思われますか?
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【すべての屋根に太陽光発電を!】

 皆さん、こんにちは。朝の街頭演説には6時半にして汗ばむくらいの陽気でした。街頭演説は598回目をむかえいよいよ600回までまじかになりました。応援してくださる方も日増しに多くなり励みになります。本当にありがとうございます。

 さて林じゅん青年部は異業種の集まりですが、最近新規メンバーになったTさんがいます。Tさんは太陽光発電のビジネスを展開しています。そこで今日は飲み会の際にもいろいろと提案を受けた太陽光発電について考えてみたいと思います。

 皆様ご周知の通り、太陽光発電は無尽蔵ともいえる太陽光エネルギーを活用する発電方式です。しかも発電時にCO2を一切排出しない地球にやさしいエネルギー源です。そのため、エネルギー自給率の低いわが国にとって、太陽光発電は純国産エネルギーとしてわが国の将来を支えると同時に、低炭素社会の実現に大きく貢献すると期待されます。太陽光発電産業は新たな市場や雇用を生み出し、将来、わが国の主要産業の一翼を担うこともと考えられています。
そして今年2月には、二階経済産業大臣は、太陽光発電に関する新たな買取制度として、電気事業者が10年程度にわたり、現在の余剰電力の2倍程度の価格で買取る仕組みを導入すると発表しました。

 今後は、住宅のみならず、学校、駅、道路など身近なところに太陽光発電が設置されるよう取り組んでいく予定です。地域の防災拠点である公立の小中学校に導入が実現すれば、災害時の動力源として役立てることができ、安心して提供ができるエネルギーを確保することができます。

 最近訪問した鎌倉市浄明寺のお宅では鎌倉ではじめて太陽光システムを取り付けたと誇らしげにおっしゃっていました。確かに将来的なことを考えればクリーンなエネルギーには相当の魅力があります。我が家の場合も「初期投資は少しかかりますが、7年で元が取れますよ!」というTさんの提案に前向きに検討をしているところです。皆さんも一度そろそろご検討されてみてはいかがでしょうか?
 
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【政治不信を払しょくしたい!】

今日は一日雨が降ったりやんだりの天気ですが、皆様休日をいかがお過ごしでしょうか?
 さて、昨日、民主党代表選挙が行われ鳩山氏の代表就任が決まりました。民主党小沢氏は秘書の献金問題、虚偽記載問題で逮捕、起訴されたことで代表を引責辞任しました。そのあとの心機一転の代表選挙にも関わらず候補者は2人出ているのに小沢氏との距離感しか注目されませんでした。新聞にも「親小沢か反小沢か」、小沢氏が特別な実力者であることは事実だと思いますが、それにしてもこれだけの民意は岡田氏を支持しても、議員が鳩山氏を選んだことは、また国民の政治不信を招いたのではないかと危惧しております。

 一方麻生自民党は鴻池官房副長官が女性問題で辞任しました。今朝も早い時間から地元を回り駅での街頭演説を行っていますが、当然このことに関しては落胆の声しか聞こえません。「役職辞任は当然のことながらJRパスを使い国会議員の地位を悪用したわけだから、議員辞職をするべきだ!」という強いお声も頂きました。全くその通りかもしれません!

 議員パスは、皆さんの血税で頂いた議員の処遇の一部ですから公務以外に使用ができないことはモラルとして当然だと思います。話は少し逸れますが、私は議員特権の一つの議員パスの不要論を訴えています。国会と地元との定期券があれば十分ではないかと思います。
 不祥事があるたびにまじめに末端で政治活動を続けている一議員としては耐えられない思いでいます。そして、一議員の行動が、国会議員全体の信頼に響くということを再度認識し、自らを更に律して行きたいと思います。
(写真は5月16日前川あや子鎌倉市議会議員当選報告会にて)
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【政治家ブログの有効活用法】

 日々、たくさんのコメントありがとうございます。またブログ村やブログランキングに登録をした方が良いとのアドバイスを頂きましたので早速登録をしました。今後とも是非とも応援をお願いいたします。
 さて、2005年の前回の選挙の時になかった物で、今回有効に使えるツールはやはりズバリ『ブログ』ではないかと思います。期間中の更新は公職選挙法に抵触するために不可ですが、期間前ならば有効に使えるツールです。もちろん前回選挙の時もホームページはありましたが、ブログというのは、コメントが「皆さんのご意見が書き込める」という違いがあります。コメントは考えようによっては難しい面も多々あります。ご批判や誹謗中傷にあたる部類のものも当然多々あります。私の場合には、皆さんのご意見はどの意見も貴重と思いそのままになっています。ですからコメントを見て心配をして連絡をくださる方も実際います。でも私が書いたブログを見てもらうだけでは一方通行です。コメントを頂くことで双方の意見というのが通じるのではないかと考えます。
コメントにて、1億2700万人の人口のうちネット人口は9000万人を突破したとの情報を頂きました。確かに、視聴率重視のテレビでは政治もワイドショーとして面白い話題しか取り上げないのも事実です。政治の生の声をそのままに表現できるのはやはりブログだというご意見もごもっともです。
これからも活動の一端をお知らせしていきますので、どんどん忌憚のないご意見を頂けますようお願いいたします!
(写真は、5月16日栄区ウオーキングの皆様と)


 

補正予算の行方

 「政府・与党は会期51日延長へ」との見出しの産経新聞朝刊。確かに「年金」「海賊」「消費者庁」の3本は責任を持って成立させないとならないでしょうし、補正予算の中身が産業構造を変える政策も多いことから、会期の延長はやむを得ません。しかし、野党が多数派の参議院で、審議拒否や引き伸ばしによる「60日みなし否決規定」などであらゆる可能性を想定しなくてはならないのは、議会制民主主義とは何かを考えさせられます。参議院はまさに機能麻痺に陥り、いたずらに政局の道具にされていると批判されても反論できないでしょう。
 本日も朝5時前に起床し、6時半前から本郷台の駅に立って街頭演説。多くのボランティアの方々にお手伝いいただき、また、多くの人からお声かけいただき、感謝。そして、混雑した東海道線に揺られ、朝9時から衆議院予算委員会に出席しました。
 平成21年度予算では、総理に漢字テストをしたり、定額給付金をもらうか、もらわないかを巡り、極めてレベルの低い議論が横行しましたが、今回の補正予算では、概して枝葉末節な論議が多いように感じました。
 当然、小沢代表の公設秘書が政治資金規正法違反で起訴されたことから、民主党による政治とカネの問題や、公共事業全般に対する追及も緩かったように思いますが、テレビ中継もあり注目されている委員会だからこそ、やはり大局的な議論が必要な気がします。
 例えば、新型インフルエンザに対しては、必要以上に慌てず、検査体制と対応を徹底するとともに二次感染を防ぎ、またワクチンも十分な数を確保し、国民を安心させなくてはなりません。防衛論も、政権としては集団的自衛権の議論をしておりませんが、国家全体の視点で国会から喚起する必要があります。年金もいたずらに未納や記録問題に終始せず、全体的な財源や、適正な給付額についても議論が深まるべきでしょう。
 こうした中、先週金曜日に質問に立った社民党の阿部議員の質問は、内容を伴ったなかなか堂々とした立派な議論で、与党側からも拍手が上がりました。与野党関係なく、協調できる部分はあるし、政策のグランドデザインの議論は意味が大きいと考えます。
 次期総選挙後の望ましい政権の形も、自民、民主による大連立を望む国民の声が最も多くなっています。政局に持ち込まず、時には国民の声に耳を傾けて、国家の方向性を探る審議時間も必要です。
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【平和理念を堅持し、時代に合った憲法制定を!】

 今年は、62回目の憲法記念日になります。5月3日は憲法記念日に際して多くの行事が開催されました。

 さて、2年前に国民投票法が成立し、来年はいよいよ国民投票法が実際に施行されることになりますが、残念ながら、憲法改正の機運は必ずしも盛り上がっていません。 
 しかし、新しい時代に即して、憲法も衣替えをしていくことは急務だと考えます。それは、別に9条にのみとどまる問題ではありません。

 たとえば、私の自論ですが、強力なリーダシップを持って国のかじ取りを行うことの必要性を感じ、国民投票で選出する「首相公選制」を日本で導入を主張しています。それには憲法改正が不可欠です。

 「国際社会で名誉ある地位を占めたい」という憲法の前文の理念をさらに実現するため、自信と責任を持って国際貢献できるような日本にしたいという思いがいつも根底にあります。

  そして、私が思いますに、憲法9条1項の平和理念(戦争放棄)は私たちにとってかけがえのない財産です。しかし、9条2項の戦力不保持については、日本が独立国家として生まれながらに「自衛権」を持っており、そのために軍事力を保有している現状と、憲法が定めるところは矛盾があります。日本が国際社会に名誉ある地位を占めようと、国際貢献を果たそうにも当然、支障を来たします。

 こうした現行憲法の素晴らしい点を生かしながら、さらに日本が国際社会から信頼を勝ち取ることができるような憲法論議を活発に進めたいと考えています。


 

【伝統文化を継承する】

 皆さん こんにちは。
 ゴールデンウイークはいかがお過ごしでしょうか?
 私は、伝統鎌倉彫事業協同組合主催の『鎌倉彫工芸館祭り』に参加し、鎌倉彫体験をしてきました。伝統芸能を継承されている方たちのご苦労なお話をお伺いし、若い世代の方たちがしっかりと継承ができるように国としても政策に生かして欲しいとのお声がありました。


 

【農業を取り巻く環境】

 本日は地元行事『豊田農協支店祭』に参加しました。挨拶の機会を頂いたので、
 「おかげ様で国会に送っていただき、3年半が経とうとしていますが、昨年は党税制調査会で都市で農業を続けようとする皆様にとって大変な危機となった年でした。おかげさまで皆様が各地の勉強会で活発な意見をいただいたことを背景に私や同僚議員たちが国会で発言し、相続税の改悪を防ぐことができました。

 また、地域の中核となっている皆さんが今後も地域で汗を流し、農業を続けていくことができる環境づくりには税制が大切だと実感しました。昨年は、農地の相続制の軽減に向けて力を尽くして参りました。今後とも私も地域で選んでいただいた代表として、都市農業の振興のため、力を尽くしてまいりたいと思っております。皆様方が安心して安定した農業を行っていけますよう体を張ってかんばっていく所存でございます。
 
 今後の関係者の皆様方の発展を心より祈念するとともに、今年は決戦の年でもあり、これからもお育ていただきたいとお願いしまして、ご挨拶と代えさせていただきます。」

と、挨拶をさせていただきました。


 

【4月20日付け代表質問議事録】

4月20日決算行政監視委員会ににて代表質問をした内容について更新をいたします。

○林(潤)分科員 自由民主党の林潤です。

 このたびは、質問の機会をいただきましてありがとうございます。

 本日は、日本の国策の根幹をなします歴史認識や教育問題について質問をさせていただきます。

 まずは、歴史認識の件でありますが、さきの大戦を侵略と断じました村山談話について質問をいたします。

 戦後五十年の節目となった平成七年、当時の村山富市総理が出しました談話が十三年経てなぜまた注目されるのかといえば、それは、自衛隊の当時の田母神俊雄航空幕僚長が発表いたしました論文をめぐり、昨年十月に更迭されたことに端を発します。

 田母神前幕僚長は、「我が国が侵略国家だったというのは濡れ衣」とする論文を発表いたしました。そして、参議院外交防衛委員会で参考人招致された際にも、「村山談話を公然と批判したことはないが、自衛官にも当然言論の自由は認められているはずで、それが村山談話に制約されることはないと思っていた」と答えております。

 ここで問題になりますのは、閣僚はもちろんのこと、政府高官がこうした歴史認識に関する発言をするたびに、村山談話に沿った見解かどうか検証をし、そのかけ離れた程度によって厳重注意やあるいは更迭、罷免といった事態に発展しなければならないのか、そして、それらが招く混乱が日本の政治にとって本当にプラスであるのかという点であります。

 そして、今回の田母神前幕僚長の更迭の根拠となった村山談話そのものも検証しなければなりません。

 そこで、まずお聞きしたいことは、村山談話は日本国政府として一貫した見解なのか、それとも村山内閣のみ有効な見解なのかという点であります。お答え願います。

○小原政府参考人 お答えいたします。

 御質問でございました村山談話でございますが、戦後五十年という節目におきまして、閣議決定をした上で内外に示された談話でございます。

 歴代の内閣によりましても踏襲されてきたものでございまして、現内閣におきましても、さきの大戦にかかわる我が国政府の歴史認識がこの談話や平成十七年八月十五日の小泉内閣総理大臣談話で示されたとおりであることは、これまでも機会あるごとに明らかにされてきているところでございます。

○林(潤)分科員 もちろんそれは理解はできるんですけれども、村山談話というものは、その後の橋本龍太郎総理以降、先ほど御答弁ありましたとおり麻生総理大臣に至るまで、すべての総理が談話を踏襲するということを国会答弁で明らかにしています。もし日本国政府の見解だとするならば、なぜ内閣ごとに談話を踏襲するか否か確認しなければいけないのかということをお聞かせ願います。

 同時に、これからの内閣の方針によっては、村山談話に拘束されない歴史観を打ち出すこともできるのか、その可能性についてお聞かせ願います。

○小原政府参考人 村山談話、これは政府として慎重な検討を重ねて閣議決定をした上で表明した談話でございまして、ただいま申し上げましたように、同談話につきましては、歴代の内閣によって踏襲されてきたものでございます。そうした談話でございまして、先ほども申しましたように、麻生総理におかれましても、私の内閣において引き継いでまいりますと答弁されております。

 そうしたことでございますので、我が国としましては、まさに閣議決定をした上で内外に示された談話ということで、政府の公式見解ということでこれを内外に表明してきているということで理解しております。

○林(潤)分科員 今の答弁の内容でちょっとお答えになっていただいていない部分がありますけれども、これからの内閣の方針によっては村山談話に拘束されるかされないかということは、これは日本国政府の見解だから、されるということでよろしいんでしょうか。

○小原政府参考人 御質問でございますが、お尋ねの点につきまして、これは外務省としてお答えする立場にはございません。

 繰り返しになりますが、村山談話、これは政府として慎重な検討を重ねて閣議決定した上で表明した談話でございます。そういうことで、先ほども申し上げましたように、歴代総理としてそうした談話を引き継いでいくということで答弁してきたというふうに理解しております。

○林(潤)分科員 ここで、村山談話によりますと、その一文、我が国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に多大の損害と苦痛を与えた、改めて痛切な反省の意を表し、心からおわびの気持ちを表明するとあります。

 日本が戦後、国際社会に復帰してからも、憲法の戦争放棄並びに専守防衛、非核三原則を堅持し、世界に対して平和と民主主義を基調に歩んできたことは疑う余地もありませんし、紛れもない事実であります。その意味では、談話の、国際協調への路線を明確にしたこと、アジアに対して国家としての謝罪の明文化をしたことで一定のけじめをつける意味はあったと考えます。

 しかし、本文では、主語は我が国、そして続くのが、侵略によって苦痛を与えたと断定しています。私個人は、アジア諸国に対し侵略的要素はあったと考えておりますが、はっきり侵略であると断定することが妥当か否かについては、日本人の中にも見解の違いがあると考えております。

 また、いずれも、さきの大戦が不幸な戦争であったことは間違いありませんが、談話に「とりわけアジア諸国」とありますけれども、以外の人々をどう扱うのか、また、アメリカやイギリスなどへの交戦も侵略と断定するかは、明文化されていないにせよ、あいまいな点が数多くあります。歴史観をはっきりしなければ、田母神前幕僚長の更迭騒動を繰り返すような、日本の今後にも混乱を来すおそれがあり、国益を損ねます。

 私個人としては、当時の軍部による中国大陸への進出は侵略的要素があったというふうに考えますが、対米英への宣戦布告、つまり真珠湾攻撃やマレー沖海戦などは侵略とは言いがたく、通常の交戦であったと考えております。

 そこで、政府が考える国際法上の侵略の定義についてお答えください。

○小原政府参考人 お答え申し上げます。

 国際法上、侵略とは、一般に、他国に対する違法な武力の行使を中心とする行為であると考えられておりますが、侵略の定義に関しましてはさまざまな議論が行われておりまして、確立された法的概念としての侵略の定義はないと承知しております。

○林(潤)分科員 確立されていないにもかかわらず、こうやって談話が政府の見解としてずっととどまってしまう、そして、その後の発言に影響を与えてしまうということは、私は、やはりまだまだ議論が必要なのではないかというふうに思います。

 最後に、確認ですけれども、日本国政府が村山談話を基本的に踏襲するならば、すべての政府高官は、歴史認識について公に発信をする場合、その発言はこの談話に制約されるという考え方でよいのか。また、そうした発言によってアジア諸国からの反発があれば、これからも内閣として辞任を促したり、更迭、罷免したり、責任をとるという姿勢でよいのか。お答えください。

○小原政府参考人 ただいまの御質問でございますが、外務省として、お尋ねの質問にお答えする立場にございません。

 ただ、ここで申し上げたいと思いますのは、さきの大戦に関する政府としての認識、これはもうこれまで答弁させていただいたとおりでございますが、村山内閣総理大臣の談話及び小泉総理大臣談話等によって示されてきているとおりであるということでございます。

○林(潤)分科員 政治的に極めてナイーブな問題でありますから、お答えするのは非常に大変だと思いますけれども、村山談話については、アジア諸国に対してけじめとしての謝罪を明文化したり、核廃絶など平和国家に向けた国際協調路線を改めて打ち出したことなど、プラスの部分もあると思います。

 しかし、侵略をめぐる定義の問題、先ほど、違法な武力の行使というのが一般論で使われるとおっしゃいました。しかし、一般論ではなくて、談話の中の侵略という定義がどういうものか、それが同一かどうかということも明らかにされておりません。

 そして、国策を誤った時期について、これについても村山総理自身もはっきりとしていないわけであります。そしてまた、侵略の対象国がどうだったのか。「とりわけアジア諸国」とありますけれども、では米英に対してはどうなのか。

 こうした全体の歴史観があいまいな部分もありまして、これからも国益のためには検証が必要だと考えております。内閣、そして国会、各政党間や民間でも、さらに歴史観に関する議論が活発になることを私は望みます。

 次に、教育問題について、国語政策を中心に質問をいたします。

 さて、国語をめぐりましては、昨年の五月、乱れた日本語を正そう、まずは母国語の教育が大切であると、国語を考える国会議員懇談会、通称国語議連が超党派による六十四人で発足いたしました。平沼赳夫衆議院議員を会長に、私が事務局長を務め、自民、民主、無所属など、現在、所属議員八十一人となっておりますが、第一に、穴あき五十音図のや行の「ゐ」と「ゑ」の是正、第二に、国歌君が代表記の是正、第三に、次代を担う若者が、日本の誇る古典や、漱石、鴎外といった美しい作品を原文で味わうことができるような社会の実現を掲げております。

 そこで、政府といたしまして、こうした古典を初めとした美しい日本語に親しむことができる社会を是とするのか非とするのか、また、国語議連の運動方針についてどのようにとらえているのか、お聞かせください。

○塩谷国務大臣 ただいまお話ございました国語を考える国会議員懇談会の考え方については、基本的に私どもも同感だと考えておるわけでございます。

 特に、学習指導要領を改訂いたしまして、これは御案内のとおり、教育基本法も改正した、その理念に基づいて改訂したわけでございますが、小学校の低学年、中学年及び中学校の第二学年の国語の時間数をまずふやすということ、そして、古典、漢字の指導あるいは文学教材の充実を図っている。

 そして、具体的には、小学校中学年で新たに、易しい文語調の短歌や俳句の音読あるいは暗唱を位置づけておりまして、また、現行に比べて、歴史的な仮名遣いの、今お話ありました「ゐ」や「ゑ」に触れる機会をふやしております。

 また、中学校において、今お話ございました、代表的な近代以降の作家としての夏目漱石や森鴎外などの作品を取り上げることについても新たに規定をしましたし、言葉の決まりや敬語の指導については、社会生活で適正に使えるようにということを重視して改善を図ったところでございまして、国語科における指導内容の充実をしているところでございます。

 この指導要領につきましては、小学校は平成二十三年、中学校は二十四年からの完全実施を予定しておりまして、今現在、準備の段階でしっかりとこれに対応してまいりたいと考えております。

○林(潤)分科員 この学習指導要領は本当にかなりの前進がありまして、私どもといたしましても期を同時にして、この文語の問題、原文を英語と違うような形で、英語と同じような形で古典をとらえていたら子供たちもなかなか接することが難しくなってくると思います。原文をそらんじて、後で意味や、あるいはそうした書きの方がわかってくるんじゃないかなというふうに思います。

 先ほどありました、や行の「ゐ」と「ゑ」についても触れる機会をふやしているというふうにおっしゃいましたけれども、今後、穴あきの五十音図と私どもは言っておりますけれども、この五十音図を、「ゐ」と「ゑ」を正式に学校指導の中で取り入れる意向があるのかないのか。ない場合は、なぜそれを取り入れないのか、これをお聞かせ願います。

○金森政府参考人 教科書に五十音図を掲載するかしないか、また、掲載する場合に歴史的仮名遣いを含めるかどうかは、各教科書会社の判断によるところでございますが、小学校や中学校の教科書の中には、五十音図への歴史的仮名遣いの記載といたしまして、「ゐ」や「ゑ」を記載しているものもあるところでございます。

 私どもといたしましては、先ほど大臣から御答弁申し上げましたように、小学校中学年で新たに、易しい文語調の短歌や俳句などの音読や暗唱を位置づけているところでございまして、教科書の中にも、そういったものを歴史的仮名遣いを用いて表現しているものもございます。

 したがいまして、今よりも歴史的仮名遣いの「ゐ」や「ゑ」に触れる機会、こういったものはふえてくるだろう、こんなふうに考えているところでございます。

○林(潤)分科員 大変によい取り組みだと思いますし、これまでの国語行政を考えると、この学習指導要領の改訂から非常に進むんじゃないかと私どもも期待をしております。原文、それから音質の問題もあると思います。こうした、や行の「ゐ」と「ゑ」にもしっかり使う意味があるんだということを、授業でもぜひ文科省の指導のもと教えていただきたいなというふうに思っております。

 次に、我が国の法律、法令や公文書におきます国語表記の基準について質問をいたします。

 昭和五十六年の十月一日付内閣訓令第一号の、「政府は、本日、内閣告示第一号をもつて、「常用漢字表」を告示した。今後、各行政機関においては、この表を現代の国語を書き表すための漢字使用の目安とするものとする。」とあります。昭和六十一年の七月一日付の内閣訓令第一号によりますと、「政府は、本日、内閣告示第一号をもつて、「現代仮名遣い」を告示した。今後、各行政機関においては、これを現代の国語を書き表すための仮名遣いのよりどころとするものとする。」とあります。

 しかし、すべてを一律に常用漢字、現代仮名遣いで表記をしてしまいますと、弊害も出てしまいます。例えば、国旗国歌法別記第二につきましては、君が代の歌詞、「いわお」という文言がありますが、正しくは「いはほ」と表記をしなければなりません。君が代は和歌であり、意味をしんしゃくした上で原文に忠実に従うなら、当然、わ行の「いわお」では間違いであり、現代仮名遣いで表記すべきではない例だと存じます。

 先ほどの「ゐ」と「ゑ」のこともありましたけれども、小学生が親しむような小倉百人一首の中でも、声という文字ですけれども、表記に、や行の「ゑ」が出てきます。本来の意味や音質を知るならば、や行の「ゐ」と「ゑ」というのも五十音図に、すべての教科書にやはり載せるべきではないかなというふうに思っておりますし、使うべきとき、使わないとき、その区別をやはり知ってもらう必要があると思います。

 また、改正教育基本法には「涵養」という言葉が出てきますが、私、確認したところ、衆議院と参議院で表記が違っておりました。いただいた資料では表記が違っておりました。「涵養」にルビを振るならば結構ですが、「涵」の字が平仮名というケースが出てきて、非常に間が抜けたばかりか、法律の文章の部分で最も肝となる部分でありながら、意味が薄まってしまうのではないか、こんな懸念をいたしました。

 このように、口語表記によりまして言葉本来の意味が失われたり、常用漢字にないから平仮名と漢字をまぜることで熟語本来の意味が薄められてしまうようなケースがあっても、行政機関がこうした訓令を金科玉条のごとく大切にして、絶対的、盲目的に現代仮名遣い、常用漢字にこだわって表記するのはどうしてでしょうか。

 そして、あくまでも目安という文言があるわけであります。目安というのは、通常、絶対的な基準ではなく、例外かどうか照らすべき表記については個々に判断し、そのように表記した理由を明らかにしなければならないと考えます。

 目安やよりどころの定義について、さらに、例外かどうか検討すべき表記についてはどうするのか、お聞かせください。

○高塩政府参考人 先生お話ございました漢字及び表記の問題でございますけれども、現在の漢字表につきましては、昭和五十六年に内閣告示、訓令として告示したものでございますけれども、この中では、法令、公用文書、新聞、雑誌、放送など、一般の社会生活におきまして、現代の国語を書きあらわす場合の漢字使用の目安を示すものであるというふうに考えております。したがいまして、この表につきましては、科学、技術ですとか芸術その他専門分野の個々の表記まで及ぼそうとするものではないというふうに理解しております。

 ただ、先生お話のございました法令、公用文書におきましては、各行政機関が法令や公用文書におきまして、漢字使用につきまして、常用漢字表を踏まえるよう求めているところでございます。

 こうした点は必要だと考えておりますけれども、ただ、先生から例示のございました漢字の「涵養」という文字でございます。「涵養」の「涵」、この漢字は現在常用漢字表にはございませんけれども、「かん養」、こういう漢字仮名まじりで書きますとかえってわかりにくいということがございまして、必要に応じてルビを振るなどの配慮をして常用漢字表以外の漢字を使用するということは認められているところでございまして、現実におきましても、文字・活字文化振興法などにおきましてルビつきの「涵養」というものが使われているというふうに理解しております。

 また、先生お話のございました現代の仮名遣いの話につきましても、これも昭和六十一年に現代の仮名遣いという内閣告示を行っておりまして、これに基づいて、法令や公用文書においては使用することを原則とする、こういう形で今日とり行われておりまして、こうした形の中で例外というものはあり得ると考えておりますけれども、基本についてはこの内閣告示等に沿うものだというふうに考えているところでございます。

    〔主査退席、寺田(稔)主査代理着席〕

○林(潤)分科員 例外があり得るということを先ほど答弁でおっしゃいましたので、この例外のことについてはきちんと議論をしていただいて、先ほどの「涵養」をルビを振っていただいたことは例外に当然当たるんでしょうけれども、やはりそうした言葉の意味を失わないような形での表記、これを大切にしなければいけないと思います。

 そして、先ほどの質問に関連いたしまして、そもそも常用漢字表というものが必要かどうかについて質問をさせていただきます。

 例えば、乖離、間隙、拉致、よく使う言葉でありますが、常用漢字のみで表記するとなると漢字と平仮名をまぜて表記をしなければなりません。かなりぱっと見た印象は間抜けな感じがいたします。本当にこれでいいのかと思います。

 私も新聞記者の出身ですが、新聞の表記は、義務教育を終えた人にはすべて理解できるようにと、できるだけ平易な表現に加えて、固有名詞などを除いて、原則として現代仮名遣い、常用漢字に表記を統一しております。こうした中、常用漢字が新たに追加されたことは悪いことではないでしょう。しかし、こうした法令、公文書や新聞の表記こそが、むしろ国語に親しむ機会、美しい日本語に親しむ機会を抑制しているのではないかとも考えます。

 そこで、常用漢字表は国語施策として必要であるのか、その意義とメリット、デメリットについて簡潔に御答弁願います。

○塩谷国務大臣 ただいまの常用漢字表が必要かどうかという御質問でございますが、先ほど来答弁の中でもお話ししておりますように、また委員からもその内容に触れておりますが、やはり一般社会生活において、現代の国語を書きあらわす一つの目安というものが必要だと思っておりまして、これは時代の流れの中で見直しをして、現在も本年三月十六日から四月十六日、この試案の意見公募を行っているところでございまして、やはり一つの社会の中で、社会生活に必要と思われる漢字を明確にして、それを基本として、特に公文書とか法令とかあるいは新聞、雑誌等に使っていただくということで、しかしながら例外を認めているところでございます。

 こういった国語の問題、特に今その見直しがされているような状況にもなってきておりますので、我が国としても、そういった状況を踏まえて、今後この常用漢字をまた拡大していく、あるいはこの必要性も今後また議論しなければならないと思っておりますが、今の段階でこれを一遍になくすということは、やはり基本的な教育の面も、どこまでそれでは漢字を教えたらいいかということも実はかかわってくることでございますし、そういった点で、国民の言語生活の円滑化とかあるいは漢字習得の目標等を明確にするためにも、一定の常用漢字のあり方というのは評価されるべき、また必要であると考えております。

○林(潤)分科員 大臣御答弁なさったように、書きあらわす目安は私も必要だと思っています。もちろん、すべて歴史的仮名遣いでやって旧漢字にせよと言っているわけでも全くございませんし、ルビを振るなりして、適材適所に応じて、これからさらにこれは弾力的にやっていただきたいなと思います。先ほど言った三つの言葉なんかは、私はやはりこれは漢字にした方が意味がきちんと通りやすいのではないかなと思っています。

 国語分科会の漢字小委員会でも、常用漢字表の見直しは必要であるという共通認識があります。漢字表が必要かどうかも含めて、政府として大いに参考にしながら今後の国語政策に生かしていくことを期待いたします。

 もう時間が迫ってきましたので、最後、端的に伺わせていただきますけれども、世田谷区の日本語の教育特区について質問させていただきます。

 国語議連でも、特区で使われている教材を題材にして、実際に子供たちに教えている先生を講師に招いて、教材の内容や授業について意見交換をいたしました。今週も区内の小学校の日本語授業を視察に訪れる予定であります。

 小学校の学習指導要領も改正され、古典についても高学年から低学年も親しめるようになったと聞いています。小学校の方は早くとも平成二十三年の学習指導要領実施だとお聞きしましたが、政府としてこうした世田谷区の教育特区の取り組みをどのようにとらえているかという点であります。

 私が見たところ、特区の子供たちは日本語の授業が本当に好きだということであります。また、子供たちは和歌や漢詩を原文のままそらんじ、意味や書けるように徐々になっていくと聞いております。また、古典に親しんでいる子供を見ることで、保護者たちもまた古典に対してもっと理解を深めようと啓発されて、こうしたことをきっかけに美しい日本語も覚えたり親子のきずなも深まったりするなど、プラスの連鎖反応が報告されています。

 私はこうした特区の現象を全国的に広げたいと考えておりますが、政府としては、こうした世田谷区日本語特区の成果をどのようにとらえ、ほかの自治体にももしも波及をさせるにはどんなことが障壁になっているか、課題だと認識しているか、お答えください。

○塩谷国務大臣 世田谷区の日本語の授業については、私も昨年七月に実際に視察をしてまいりました。

 まず、教科書自体が古典も含めて大変な充実した教科書で、これは教育長が一生持てる教科書をつくりたいということで、まことにすばらしいものだと思っております。また、小学校の低学年から俳句や論語や、大人の内容のそういったものを暗唱することによって、すばらしい日本語の美しさや響きやリズムをしっかりと習得するようなことを意欲的に取り組んでおるわけでございまして、古典の指導やあるいは日本の伝統文化の学習については大変すばらしいものと認識をしておるわけでございます。

 この日本語の授業については特区という形で行われておりますが、実際に全国的にという点については、これはなかなか、そうはいっても簡単に先生方が教えられるものではないということで、世田谷区の方も相当訓練もしたわけでございまして、今後そういったこともあわせて一気に全国的にということはなかなか難しいと思いますが、この中で教えられている学習の内容については、今後まずは新しい学習指導要領の中で徹底すること、そういう中で、当然、日本語という教科について、大変この世田谷区のものは評価もされていますので、また今後検討していく必要があると考えております。

○林(潤)分科員 ありがとうございます。

 今後、こうした世田谷の特区の例を参考にして、ほかにも取り入れられるように、美しい日本語を子供たち、大人たちみんなが親しんで、日本を、そして日本人を好きになれる方向性をぜひ導いていただきたい、このように要望して、質問を終わらせていただきます。