4月14日
キーワードは「政党ばなれ」?

 前回の更新から1ヶ月も間があいたことを始めにお詫びします。イラク戦争も収束に向かい、神奈川県では知事選、県議選が終わりました。私も次期衆院選を目指している自民党鎌倉支部の一員として、党の公認候補者の応援をさせていただきました。朝の街頭演説から夜も選対会議があり、HPを更新するのが後れてしまいました。

 選挙の詳細は新聞報道にもある通りで、あえて取り上げませんが、キーワードはやはり「政党ばなれ」という点でしょう。「無党派」という言葉が流行ってから、数年は経つでしょうが、特定の政党の属して戦わないことが近年もてはやされてきました。今回、知事選に当選した松沢成文(前民主党代議士)・新知事も特定の政党の支援は受けず、民主党や自由党が勝手連的に支持しました。

 日本に政党は多く存在しますが、例えば金権体質が染み付いた政党、労働組合や宗教団体に多く依存している政党、政策が極端な政党、主義主張が分からない小政党など、どの政党も100%大手を振って応援しづらい。だから、しがらみのない有権者は党派色の薄い候補者で、しっかりした人物を選ぶようになります。一言でいうと、今の政党が国民的な受け皿になっていないのは大きな問題です。

 その中で、自民党は将来の日本を託すのに足りる政党か?私は自民党が有権者の付託に応えられるようになるため、若手議員がマスメディアなどで直接国民と対話するような姿勢が絶対に必要だと思います。議員内閣制における国会議員という立場だと、知事のように無党派では議員立法はおろか、質問の時間も大きく制約されますから、大きな仕事を果たせません。だから、私は政党名を隠して選挙を戦うのは恥ずかしいことだと思います。

 自民党で戦うことを打ち出しながらも、その改革のために自分がどのようにしたいのか、きちんと主張しなければなりません。自民党は昨年の鈴木宗男事件、加藤紘一、田中真紀子問題、そして今年に入ってから、長崎県連の事件、坂井議員の事件も先月起こったばかりです。「汚職ばっかりやって、本当に国民のことを考えているのか!俺は本来保守系支持だけど、こんな自民党は支持しないぞ!」。こうしたお叱りもいたるところで受けます。そしてこうした意見はもっともです。こんな自民党で日本が良くなるはずがありません。しかし、私は正々堂々と自民党の看板を掲げて戦いたいのです。問題も多い政党ですが、ほかに政権を託すことができる政党が、今の日本には残念ながらないのが悲しむべき現状です。

 「絶対的権力は絶対的に腐敗する」。自民党はこの事実を厳しく受け止めながら、内部改革を進める。野党の方も政権交代可能な政党をつくる。議会制民主主義を健全に機能させるには、与野党問わず、「良い候補者」を選ぶことが大切です。それには、入れたい候補者がいるかいないかは別として、まず投票に行くこと。国政選挙は4割の有権者が棄権します。6割しか投票しないから、1割か2割の組織を固めた候補が有利になります。だからこそ有権者は投票権を放棄せず、本当にこの人でいいのか、公約は守っているのか、厳しく候補者を審判しなければなりません。この時期の、そしてこれからの国民、そしてリーダーに課せられた使命はますます重くなるはずです。  




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