4月24日
自民党の若手は怒っているぞ

 保守新党の松浪健四郎代議士による元暴力団組員による秘書給与肩代わり問題が発覚し、さらに政治不信を高める出来事に残念な思いを禁じえません。つい先日は坂井代議士の政党助成金の不正流用による政治資金規正法違反事件が起こったばかりで、国民的には「また汚職かよ。いい加減にしてくれ」とも嘆きとも受け取れる声が聞こえてきます。

 自民党を中心とする与党から公認を受け、統一地方選挙で奮闘している候補者の方には大なり小なり影響はあるでしょう。問題の本質は、政治とカネのスキャンダルに、政党がけじめをつけた様子が見えにくいこと、説明責任が果たされていないことです。

 松浪議員は今回の疑惑を全面的に認めていますが、議員辞職の意思はないようです。保守新党も内部の問題として、党内の役職停止のみの「なあなあ」の姿勢で済ませてしまうことが大きな問題です。政治倫理審査会で疑惑を追及するのも本旨ではないと思います。まず、法的責任があるのか、次に道義的責任があるのかを吟味し、最終的に本人が決断すべきだと考えています。松浪議員は歯切れのよい発言も定評があり、特にライフワークのアフガニスタン問題では活躍。アメリカのイラク戦争に関しても、アメリカ支持の立場から積極的に発言していました。4月の統一地方選で、神奈川県知事の出陣式にも保守新党の顔として出席し、宝田知事候補にエールを贈っていました。松浪議員らしい判断が待たれます。

 ある新聞のアンケートによると、「政治家はなんかしら悪いことをしているか?」という問いにイエスと答えた人は75%もいました。坂井代議士の問題から、自民党の政治制度改革本部でも政治献金のさらなる規制について議論されていました。自民党の若手も、こうした問題に危機感を強めています。そして、再発しないようにするにはどうしたらいいのか、真剣に怒り、そして頭を悩ませています。最終的にはどうしても政治家個人の判断となりますが、政治資金や使途についても説明責任を果たし、情報公開を進めることが一番の信頼回復につながると思います。緊急提言により、執行部に注文をつけようとする動きも今後あるかも知れません。

 このコラムでも、自民党若手の動きについては追って記述していきます。




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