text 12月29日
 ご案内のテレビ朝日「報道ステーション」年末特集に出演し 、 28日夜に放送されました。見ていた方はお分かりでしょうが、 収録ものです。26日午後3時に20人の新人が集まり、 メイクを済ませた後、午後4時から6時半まで2時間半にわたり、 スタジオで収録。しかし、放送時間は50分程度でした。私の 出番の時間はざっと30秒程度ですが、一番主張したかった 靖国問題が取り上げられたので、「まあ、民放の初回出演に しては良いほうではないかな」と思ったところです。具体的には 「小泉総理の靖国参拝は、戦没者を悼む気持ちからだし、 将来の国益を考えても必要。A級戦犯合祀や政教分離など 問題があるが、近隣諸国には粘り強く説明すべきだ。
来年は戦後61年になるが、これまでの皇室典範や憲法、 教育基本法など戦後政治の総決算を今こそしなくて はならない」と話しました。

 しかし、耐震偽装事件にも、自民党のワーキングチームの 対応や、証人喚問の必要性、来年の通常国会で建築 基準法の改正など奮闘ぶりを一生懸命話ましたが、すべて カットされたのは残念です。古館キャスターからは「林さん、 長いんだもん」と苦言を言われましたが、政治家はしゃべって なんぼの商売です。発言に命をこめています。現に、2時間 の国政報告会を終えた翌日は、体重が1キロ以上減ってい ます。汗と魂の重さだと思います。来場者の皆様と話している と、血が通ってきます。そして政治家を自分の魂を言葉にこめ る職業であると実感いたします。

 こうした中、マスコミで新聞記者出身の私は、新聞対応には 慣れていましたが、今回の出演を通じてテレビの対応には難しさ を感じています。小泉総理は「ワンフレーズポリティクス」と言われ ますが、5〜10秒程度で一言を言いあらわすそうです。私は自 民党の部会と同じような要領で熱弁をふるったのかも知れません。
収録が終わった後、同僚の女性議員から「よくしゃべって 頑張っていたねー」と激励されたのですが、50分という短い時間 と編集の流れを読まなかったのが、カットされた要因かも 知れません。また、20人の新人議員といっても、小泉シスターズ の3人などかなりメディアの露出が激しくて個性の強い議員が 多かったこともあるでしょう。

 実は93年の年末の行われた「朝まで生テレビ」で、学生代表 の視聴者として全国ネットで1分ほど話したことがあります。
弁論部の学生でしたが、「本気の改革をしてほしい。政党を ちょこちょこと変えるのは、政治家が自分の選挙の都合でやって いるようにしか国民からは見えない。この会場にもそうした要領の 良い政治家の皆さんがたくさんいるが、『秘書がやりました』とか 『記憶にございません』など常套句はもう沢山!もう一度国民 本位の政治を取り戻すように努力してほしい」と訴えた記憶が あります。こうした番組ではオピニオンを戦わせて論点を浮き彫り にしなくてはなりません。機会があれば、今度は国会議員として 発言していきたいです。

 私自身、これからの国家指導者の大きな必要条件として、 テレビメディアを使いこなすのは不可欠だと思います。だからこそ、 今回の出演は、大きな勉強をさせていただいたと感謝申し上げ るわけです。また、懲りずにテレビにおける説明責任についても しっかりと研究していきたいです。




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