写真 11月9日
現時点での復党は民意を踏みにじるだけ! 
 午前9時に開会した災害対策特別委員会は、昨日に北海道佐呂間町で9人が犠牲になった竜巻被害も議案のひとつになりました。北海道は同日、佐呂間町に災害救助法と被災者生活再建支援法を適用することを決めましたが、竜巻被害に遭われた方々に心よりご冥福をお祈りします。
 昨晩一通のFAXが地元事務所に届きました。逗子市民の方からです。「私は元々民主党支持者だったが、昨年選挙で初めて林じゅん議員に投票した。郵政解散で自民党の改革にかける意気込みを見直したからで、その後の林議員の日常活動にも好感を持っている。しかし、自民党は参院選対策のために反対議員を復党させるらしいが、これは郵政解散の結果を無視するもので、国民の意思をないがしろにしている。このまま復党させるなら、私はもう自民党に投票しない」という内容です。
 何度も言うようですが、私は復党に反対です。この手紙の内容は全う至極であり、この裏には1000倍以上の声なき声があると信じています。ありがたい激励だと受け止めています。
 今朝、復党反対の署名を求めるグループの打ち合わせ会がありました。正味10分程度で終わったそうで私は行けませんでした。関係者によると、小野議員が集まった署名賛同者の人数報告と、今後は署名を幹事長室に持って行き、復党反対の申し入れをしていくことが決まったらしいです。復党に反対することは正しい。でも、手法に問題があるから賛同の輪の広がりに限界があるのです。
 私はグループの議員たちに以下の問題点を指摘し、さらに全党的な活動に広がるように、いくつかの改善を促していました。
@趣意文に対しての署名であるが、集まった署名をどのように使うか目的がはっきりしていない。例えば、趣意文ではなく、「復党反対の情願書」などの形式で、幹事長室に申し入れることを前提にするなど、あらかじめ同僚議員にコンセンサスをとらなくてはならない。⇒個々の議員にとってはどのように使われるか分からないという不安がある。
A署名用紙が、街頭署名のように連名形式になっているが、一枚単独形式にすべきではないか。また、署名を集める際にも、議員が多く集まるパーティー会場や委員会のついでで会った際に、同僚議員に申し入れるのは軽率ではないか。やはり議員会館事務所で議員同士が納得して署名を得るのが筋だし、望ましい。⇒小選挙区の国会議員は10数万の民意の代表者である一方、こうした署名をすることで、政局に巻き込まれる危険を覚悟しながら署名をしなくてはならないわけであり、こうした安易で流れ作業的な署名集めは同僚の代表者としての民意を軽んじる行為である。
B郵政民営化法案に反対した議員に対し、「造反議員」という言葉を多用し、犯罪者扱いしているように受け止められる文面についての問題がある。「造反議員」という用語は報道機関も多用しているので、まだ理解できるが、一つの法案に反対したということは、刑事犯などとは違うことは明白で区別すべき。また、地元選挙区では議員としても先輩である。例えば、平沼議員は拉致問題、保利議員は教育問題に多大な功績があったことは党内でも認められていることであり、こうした先輩議員に対する「敬意」が文面から読めて然るべきである。
⇒次の衆院選という審判を経た後には、改めて、こうした無所属の先輩議員とも連携が必要な場合も出てくることが予想される。また、教育や憲法など思想的に同じにしている場合も多いゆえ、仲間だった先輩議員に対し、配慮した表現にしないと、署名する立場とすれば躊躇するのは当然である。
C「復党させる際には、選挙区支部長の許可を得るのが条件だ」という文面があるが、党内の運営手続きでは、国会議員の党人としての身分を最終決定するのは総裁、幹事長であり、選挙区支部長ではない。組織論から言うと、この前提が大切である。⇒だからこそ、こうした文面は削除しなければ、自民党という組織上、執行部の権限を逆に侵害するものであり、少なくとも執行部に対する「申し入れ」ということに留めるべきである。当然、賛同すべき議員も躊躇してしまう。
D以上のような手法を改め、全党的な賛同へ広げるべきである。私はこの数日間、ヒアリングしたところ、復党に反対している議員は都市部選出の4回生以下を中心にかなり多い。しかし、現グループのこうした手法が批判を浴びたのか、党内では復党に反対する意思があっても、署名活動を冷ややかに見る議員も数多く見られる。別の同僚議員は、他のメンバーで復党反対の会を立ち上げようとしているが、一致団結して改革政党として国民にメッセージを送ることができるような自民党であらんと望む。
 復党問題に関しては、民意にまっとうに応えられるような自民党に何としてもなってほしい。私も新しい自民党をつくるため、全力で頑張ります。




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