text2月8日
皇室典範の行方
昨日に紀子さまがご懐妊されたニュースが巡り、皇室典範の議論に早くも影響が出た最初の公式な場面が、今日の衆議院予算委員会でした。野党の質問に対し、総理は「慎重に議論を進める」という答弁で、今国会で何としても成立させるとしていたこれまでより、幾分かトーンダウンしたように見受けられました。さらに見極めが必要ですが、ご懐妊により男子が誕生した場合、こうした議論は不毛となります。
 皇室典範改正案については、私は「さらに慎重に審議すべきで、今国会に早急に提出すべきでない」という考え方を取ります。
一年生議員でも議論が分かれることですが、反対派のほうが多いような感触です。一年生による署名活動の動きもあります。
 一言で言うと、これまでの日本の歴史で女性天皇は存在したが、天皇の実子であり、生涯独身でした。愛子さまを想定して、皇室典範改正の議論をしているのでしょうが、皇室と一般国民は違うということを認識した上で、男系優先の天皇を続けるべきです。なぜ、男系優先かというと、皇室に一般国民の血が入ると、皇室に「公」の概念がなくなるからです。仮に私の息子が皇室に入り、女帝との間にできた子供が天皇となってしまうと、もはや「私」が入ってしまうからです。
 「私はどうなってもよいから、国民を助けてほしい」と、焼け野原に降り立ったマッカーサーに嘆願した昭和天皇のお言葉が「公」を表しています。マッカーサーは命乞いをすると思ったが、天皇の人柄や国民的支持を見てから、戦犯にかけないで日本の統治にむしろ利用する方向に切り替えたそうです。「私」が入った一般国民にはできないことです。
 夜は葉山のロータリーで、講演をしましたが、このホットな情報と永田町の動向についてテーマにしました。皇室典範については、今後の動向が注目されますが、改正案について党議拘束がかかってしまった場合は、党人として然るべき判断すると申し上げます。




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