4月13日
民主による審議拒否戦術
 13日の厚生労働委員会は午前中のみ与党だけの審議が行われ、午後は流れました。45人の委員会室には野党は共産党のみが出席で、民主党ほか野党はすべて欠席でした。民主党は、共産党のように審議には出席してしっかりと反対すればいいと思います。審議拒否では古典的な昔の日本社会党と何も変わりません。
 過半数が確保されているので、委員会を開催することはできましたが、何とも緊張感のない審議でした。今審議されているのは、「医療制度改革」。窓口負担が変わったり、介護療養型施設の改変など盛り込まれ、今国会の山場といってもいい法案です。詳細は「林じゅん新聞4月号」(HPからも見ることができます)に記載しているので、省きますが、民主党が審議に応じない理由は、独自で議員立法している「がん対策基本法」について委員会審議を求めているが、与野党の理事懇談会で認められないためです。
 民主党が代案路線に踏み切ったことは評価できますが、対案として提出した議員立法の法案が審議されないからといって、審議拒否するのは国民から理解が得られるか疑問であります。政府案は自民党部会を通り、委員会にかけられたものです。一方、民主党が対案として提出した「がん対策基本法」は、通常で考えると、成立する見込みがないものです。こうした法案に関して趣旨が優れているのにもかかわらず委員会で審議されないという現状をしっかりと訴えるのが野党として筋であり、「医療制度改革案」そのものについては、しっかりと内容で論戦すべきです。
 この審議拒否について、小沢代表就任による「小沢効果」と見る向きも一部にありますが、いずれにしても、審議拒否から脱却し、法案の内容で勝負をしてもらいたいと願います。
     




閉じる