5月20日
小沢代表は党利党略より国益を考えよ!
民主党の小沢代表は今国会が1月よりスタートして以来、本会議にほとんど出席していません。国会議員にとって本会議は最も大切な公務のひとつのはずです。小沢代表は「昼食後には安静にするように」とのドクターストップがかかっていているそうです。私も当然ながら一度も欠席したことはありません。昨年秋から冬ごろ、同期の議員が本会議を欠席して選挙応援をしていたり、地元で講演していたことを週刊誌に書かれ、批判を浴びていたことを思い出します。野党第一党の党首が本会議に全く出席しないことは、ドクターストップがあるにしても国民に対する職責を果たしていると言えるのでしょうか?理解に苦しみます。
 ともあれ小沢代表になってから、永田町の空気も変わってきました。まず、千葉7区の補欠選挙。955票差といいながらもわが党は完敗。@千葉県で立候補するにもかかわらず「埼玉県副知事」の経歴を全面に出したため「落下傘候補」を最後まで払拭できなかったことAチルドレンを大量動員し、劇場選挙を演出した戦略がかえって反感を買ったことB国民の「格差」に対する不満を十分に吸い上げられなかったこと等が大きな敗因でしょう。自民党国会議員は延べ150人近くが入り、選挙運動を展開しましたし、友党の公明党も組織を引き締め、十分に戦ったと思いますが残念でした。
 メディアもまた、小沢代表を取り上げる機会が多くなったように感じます。GW明けの産経新聞の世論調査によると、政党支持率も逆転しました。従来の労働組合だけでなく、自民党寄りだった経団連と意見交換したり、公明党の支持団体である創価学会の秋谷会長に面会したことが、「さすがに自民党の手の内を知っている」と賞賛する報道が大きくなされました。二大政党への期待の高まりを感じざるを得ません。
 しかしながら、国益に直結する「国民投票法案」や「教育基本法改正案」などの重要法案に対し、小沢代表が代案を出して反対するということは、従来の主張を自ら覆すものであり、党利党略の謗りを免れないと思います。2つの法案は国益のためにも必要で、小沢代表は、与野党で共同提案できるように小異を捨てて大同につくべきで、本当の国益を考える野党第一党党首のあり方です。
 このような国論を二分するような重要法案が、国会の中の2大政党間でコンセンサスを得られたことは、本来ならば国益からしても多いに歓迎すべきことです。しかし、小沢代表が「共同提案は与党を利するだけだ」と全面対決姿勢を打ち出しています。国民にも違いが分かりにくい法案を無理に代案で提出することにどれだけ意味があるのか…。国益を損なう決定を、極めて疑問に思うと同時に、その党利党略ぶりに怒りを禁じえません。
     




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