3月29日
浮上する赤坂新議員宿舎の問題
 私が赤坂宿舎の権利辞退を決めたことで、数社のマスコミから取材を受けています。一昨日はTBS、今日は日本テレビ、さらに朝日新聞です。私のインタビューは日本テレビで本日午後6時のニュースで放映するとのことです。4月1日の朝日新聞政治面でも赤坂宿舎特集があるそうで、私のコメントも掲載されるかも知れません。皆さんもお時間がありましたら、是非ご覧ください。
 オール3LDKの豪華な赤坂の新議員宿舎には、入居予定の議員が4月1日から入居を開始します。現時点で明確に入居権を辞退している議員は与党では私ほか数人らしいですが、入居するかどうか決めていない議員も含め、与野党合わせると、相当数に上るということです。
 そもそもすべての議員に新築の3LDKをあてがう発想が、国民感情からして妥当かどうかという問題になります。私の場合は現在、品川にある高輪宿舎を借りていますが、この宿舎は築30年近く経ったため、取り壊されることになり、全議員は6月で追い出されることになります。ちなみに高輪宿舎もすべての部屋が3LDKで、うち2つの部屋は使っておりません。家族で宿舎に住める議員は本当に恵まれています。大抵の議員は、奥さん始め家族が地元で頑張っているため、単身で入居しているはずなので、やはりワンルームを併用して作るなど工夫があって然るべきだと思います。
 しかし、地元との往復時間を節約できるなら、東京で政治活動の幅を広げられます。私は往復3時間かかりますから、通わなければその分有効に時間を使えます。早朝8時の部会にもいくつも出席できます。予算審議や会期末で深夜か未明に国会が終わる日は、都内に住む場所があったほうが安心です。終電を気にしながら、あるいはビジネスホテルを当日予約しようかどうかを考えながら、国会審議に臨んでいるのでは、身が入りません。議員が100人以上住んでいる高輪宿舎では、警察官も常駐しており、警備も安心です。こうした点を考えると、議員宿舎は意味があります。が、すべての議員が都内に自宅やマンションを持てるわけでないし、賃貸にしても、地元との二重生活の経済的負担に耐え切れない議員もいるかも知れません。
 ただ、「国民の批判があるからやめます」というのでは、問題の解決になりません。私は議員宿舎には意味はあるが、お手盛り待遇はおかしいと主張し、入居を辞退しているに過ぎません。例えばワンルームの部屋も沢山つくり、相場通りの妥当な家賃で貸しているのなら、優遇でもありませんし、批判は当たらないでしょう。この問題の根底には、政治家に対する特権とお手盛り待遇に関し、明らかな政治不信があると考えられます。





閉じる