8月30日
 新たに改造した安倍内閣が発足し、9月から臨時国会もスタートすることになった。先の参院選で自民党は歴史的惨敗したが、敗因について私は、@国民生活の安心安全に十分に応えることができなかったことA内閣のリーダーシップの欠如、の大きく2点が挙げられると思う。参院選の反省を受け、秋の国会では特に与党が、国民生活の安心にいかに応えられる論戦ができるかが期待されるはずだ。私は年金・医療など社会保障や税政策の大幅な見直しも含め、国会で積極的に論戦を挑んでいく決意だ。
 また、11月1日で延長期限が切れる「テロ特措法」の賛否にも注目が集まる。民主党の小沢代表は「反対」を表明しているが、派遣した自衛隊を今の段階で撤退させるのは国際社会の信頼を損なうもので、今後の日米連携を考えれば、「賛成」は当然だろう。
 一方、発足した改造内閣を見ると、舛添厚生労働大臣の人事は目新しい。厚生労働省の従来の見解を覆し、「日本の医療は崩壊している」と断言した初めての大臣でもあり、政策や答弁に期待を持てる。しかし、全体的には派閥の領袖クラスを要所に配置するなど「堅実」な反面、事務所費問題のようなスキャンダルが起これば総辞職は免れない。安倍内閣は参院選敗北の責任を取って本来ならば総辞職すべきだったが、「もう一度チャンスを」ということで続投を宣言した。発足したからには私も政権与党の議員として安部内閣を支えるつもりだが、内閣には「国民生活」と「国益」をキーワードに、秋の国会は捨て身の覚悟で政権運営に臨んでもらいたい。





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