9月18日
新政権に向けて福田氏を支持
 安倍総理辞意表明から紆余曲折があったが、総裁選も候補者が出揃った。福田康夫さんか麻生太郎さんか。国民生活は待ったなしで、もはや政治空白は許されない。党総裁選は議員や役員など限られた人だけでなく、党員の意見を可能な限り反映すべきで、党神奈川県連が党員投票を取り入れたのを評価したい。日程的には23日には総裁が決まり、その後早ければ25日に首班指名で新政権が発足し、組閣に入る。
 私は福田康夫氏を支持したい。理由は先の参院選で歴史的惨敗を喫した自民党に足りなかった「国民生活の安心・安全」に最も重点を置いてくれそうな総裁候補だからだ。次期政権の課題は「国民生活」と「国益」の2つをキーワードにすべきと前述したが、国民に不安感や閉塞感が蔓延しているのは「国民生活」への不安が根っこにあり、内政に力をいれるべきだ。
 特にここ数年の改革は、その方向性は間違っていないものの、国民に多くの負担を強いてきたことを、私たち与党議員が率直に認めるべきだ。老年者控除や定率減税の廃止、あるいは医療費の窓口負担の1割から3割へのアップ。市民税や住民税も上がった。また、来年4月からは75歳以上の後期高齢者にも保険料の支払いが義務化される。さらに、2010年には年金の国庫負担分を3分の1から、2分の1に引き上げることが決まっており、その財源として消費税2%弱の増税を当て込む構想が有力だ。
 つまり、国民がこれだけ塗炭にあえいでる状態で、さらに国民負担を増大させようとしているのだ。しかも、安倍政権は税金を差配すべき閣僚の不祥事が続発し、特別会計の洗い直しなど無駄遣いに必死に取り組んでいる姿勢が国民に伝わらなかった。こうした状態で、これ以上の国民負担に対し、国民は納得できるか?否である。
 だとずれば、新政権は「国民生活」の安心に向け、内政の充実を図るべきである。福田総裁候補は、総裁選の公約に、老人世帯のさらなる負担増を凍結させる方針を掲げている。私は大いに評価したいと思う。
 本日、午前11時ごろ、私の議員会館530号室に福田康夫総裁候補が来室した。「国民生活の安心を第一に、特に年金問題に力を入れてください」と私が話しかけると、福田さんは「これが大切なんだよな。しっかりやります」と力強く返答。「坊やみたいに思っていたけど、しっかりしているねえ」といつものニヒルなジョークを飛ばしながら、足早に立ち去っていった。

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