・現場主義とは「皆さんの声が原点」ということ。

 また、実際に当事者の声を聞いて政策に反映させる「現場主義」を貫いていきます。国会で成立する法案はほとんどが「閣法」と呼ばれる霞ヶ関の官僚が提案したものです。こうした法案を与党が各部会で事前審査し、部会を通過した法案を衆議院の委員会に提出します。与党が過半数を制しているので、法案のほとんどは委員会と本会議で採決され、成立することになります。しかし、霞ヶ関のお役所と、実際に法律が施行されて影響を受ける現場では温度差があります。
 例えば、このほど成立した「医療制度改革法案」や「障害者自立支援法案」がこうした温度差があるように感じました。私は同法案について、現場に丹念に足を運んだ上で、大臣に質疑しました。法案の趣旨は理解できても、自分の質問によって言質を取り、制度をしっかりと適正に運用してもらわなくてはならないと思ったからです。
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 「障害者自立支援法案」では、知的障害者の通所施設、小規模作業所、授産施設、特例子会社など障害者施設や会社を視察し、障害者本人や家族、施設長や支えるスタッフ、ボランティアの皆さんと意見交換しました。特例子会社に赴き、障害者の方々が誇りを持っていきいきと働く様子を見てきました。この法案を成立させる前に、全国の方々から私のところにも1000通近い手紙やFAXが届き、すべてに目を通しました。こうした様子を質問の内容に織り込みました。現場を見て、当事者と話したからこそ分かることもあるのです。「医療制度改革法案」の時も同じでした。医療現場や看護の現場をこの目で見てきました。



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