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コラム「ちょっと一言」
不定期更新
 2003/07/26  自民党横浜市連で推薦の記者会見

 自民党横浜市連(小此木八郎会長)が26日、衆議院神奈川第四区の支部長に林潤を推薦し、次期衆院選の候補者とすることで内定しました。今後、公認候補となる小選挙区支部長とするように、鎌倉支部と逗葉支部で推薦を機関決定し、党県連と党本部の承認を得ることになります。
 この決定に伴って横浜市中区内の市連会館内で記者会見を行いました。取材することは慣れていても、地元紙・全国紙・テレビ局とこれだけの記者団に囲まれて取材されるのは初めてで、冷や汗の連続でした。
 始めに小此木会長から私の経歴や選考過程などについて紹介があり、その後、私が「政治に対する信頼を回復させ、失業やデフレといった経済の問題にも発言していきたい」と持論を述べました。
 その後、経歴の細かい部分や支部長決定の手続きなど質問が出ましたが、中にはイラク復興支援法に関する質問が出ました。
 会社を辞めてから2年近くにもなります。鎌倉市長選を経て、次期衆院選を目指し、地道に活動を進めて参りました。自民党の党員も相当数加入させ、地方組織も少しずつ整えてきています。紆余曲折はありましたが、なんとかここまでたどり着いたと思うと、すべては応援してくれている皆様のおかげだと本当に感謝の日々です。
 2003/05/13  多くの国民は決して「政治的無関心」ではない

 今朝も本郷台駅で街頭演説を行いました。時間は午前7時から1時間半。月曜日は逗子、水曜日は大船、木曜日は北鎌倉か新逗子、金曜日は鎌倉駅、というローテーションは変わりません。街頭を本格的に始めてから統一選の1カ月は休みましたが、4カ月が経過しました。今朝気づきましたが、少しだけ変化があるような気がします。
 まず、一本でも早い電車に乗りたい急いでいる通勤客を対象にした街頭演説では考えられないことなのですが、足を止めて聞いている人が少しとはいえいるということことです。テーマは主に「政治とカネ」、そして「政治家がいかに説明責任を果たすべきか」、そして「経済をいかに立て直すか」の3点です。郡部ではまだ街頭演説は珍しいかもしれませんが、神奈川のような都市部の選挙区では常識となっており、とりわけ珍しいことでもありません。だから、足を止めるというのはどんなに政治に怒りがあるのか、私に期待してくれているのか、強く受け止めています。
 演説の内容は「構造改革を応援するというと、おまえは自民党か?と厳しく責められることもある。私は確かに自民党には所属しているが、全く良いとは思っていない。しかし、あらゆる政党を見渡しても政権与党を担える政党が残念ながら自民党しかない。こんな中で、長年の政権与党にいたことによる驕りにより、堕落してしまった。公的な政治資金をプライベートなことに流用した坂井議員の逮捕、暴力団から私設秘書の給与を肩代わりされていた松浪議員の問題。この統一地方選挙でも、県内でも県議、川崎市議の2人が買収で逮捕されたが、2人も恥ずかしながら自民党に所属していた。このままでいいとは思っていない。こうした事態に対して、自民党にも30代、40代の若手がいるが、本気で怒っている。執行部にどのように緊急提言し、政治とカネの問題にけじめをつけるべきか議論している。私も若手改革派のメンバーと共に発言し、政治とカネの問題の決別に全力を尽くしたい」というものです。1時間半なので、ほかにもテーマは山のようにあります。教育問題、財政、高齢化社会、イラク問題、道路公団、地方交付税、市町村合併…。
 演説の内容に共感したのか、サラリーマンの方が急に握手を求めてきました。「演説いい感じだよ。汚職ばかりやっている自民党をなんとかしてくれよ。景気も良くして世の中変えてくれよ。期待しているよ」と激励を受けます。もう毎週やっているので、はやし新聞を配ると「この間同じやつを受け取ったよ」という常連の人もいます。この街頭の場は確かに政治の原点ですが、修行は始まったばかり。将来はテレビでもきちんと分かりやすく説明し、堂々と主張できる政治家になりたいと思っています。なぜブラウン管にこだわるかというと、イギリスのブレア首相がアメリカの軍事行動に対し、共に血を流す決断をし、テレビで公開討論会をして国民に理解を求めたことも理由のひとつに挙げられます。
 討論会には全国から抽選で質問者(多くは反対論者です)を選ばれました。首相はどうしてこうした決断をしたのか、国および国民にどのように有益か、将来の国際社会でのイギリスの立場はどのようになるか、最後に首相の決意はいかほどのものなのかを、丁寧にブラウン管を通じて、討論しながらお茶の間の国民に訴えました。対する日本の小泉首相は同じイラク問題で十分な説明責任を果たしたのか。21世紀の政治家には、間違いなく「説明責任を果たせること」が条件に加わるでしょう。
 日本の国民も決して政治的無関心ではないと思います。受け皿さえあれば、雪崩を打ったように支持が集まるでしょう。今は自民党など与党も、そして野党もその役割を果たしていません。マグマは煮えたぎっています。
 2003/05/06  政治家の説明責任というものを絶対に果たしたい

 本日、本郷台駅頭で約1ヵ月半ぶりの街頭演説を再開しました。これからは平日毎日行おうと思います。
 統一選の間は、党所属や推薦の候補の応援に没頭していました。久しぶりの街頭演説でしたから、主張したいことが多くあり、話もリズムが弾みました。
 大きく分けると、@政治の信頼回復をいかにすべきかA経済対策はこれでいいのか−−の2点です。政治の信頼回復については、先月に松浪代議士の問題を取り上げた内容で、自民党の若手がどのようにこの問題を受け止めているのか主張しました。経済問題は、従来型の公共投資では産業の足腰が育たないので、雇用対策にしても、新産業を育成したり、構造改革と併用して取り組むべきだという主張です。
 私は政治家の説明責任というものを絶対に果たしたいので、公約を選挙のたびに検証したり、インターネットやテレビ、新聞、書籍、チラシなどあらゆるツールで情報を発信することを考えています。抽象的な政策を掲げるなら、簡単ですが無責任です。現職の間に何をしたいのか具体的に明らかにしなければいけません。一例として、私は高齢化社会への対応の中で、逗子市に公的な総合病院を誘致する公約をかかげるつもりですが、では、誘致にどのように取り組んだか、委員会や党の部会でどんな発言をして、どう扱われたのか、医師会や病院サイドなど関係団体とどのように折衝し、その結果どこまで前進したのか、こうしたことをデータを掲げて明記するつもりです。

 2003/04/28  次世代のための教育を


 葉山遺族会の総会に出席しました。小菅会長以下役員、会員約80人が出席する中、守屋町長、矢部県議、横山町会議長のほか、衆議院立候補予定者として私が招かれ、来賓のあいさつさせていただきました。
 遺族会は自民党など保守系政治家の支持基盤ですが、減る一方で増える組織ではありません。だからこそ、会員の方々がお元気なうちに、過去の戦争について、どんなに悲惨で繰り返してはならないものか、そして、失われていく良い意味での20世紀の遺産である勤勉さ努力、道徳観を新しい世代にも引き継いでいきたいと考えています。
 私も祖父(母方)の弟を戦争で亡くしました。祖父が一番仲のよかった弟だったので、祖父から戦争の悲惨さや残された家族の悲しみについて小さいころから話を聞いていました。
 先の大戦の評価は大きく国論を二分しますが、大切なことは、きちんとした歴史教育で、国際感覚を養うことだと思います。右にも左にも偏らない立場から、体験学習と称して、近代史の史跡や資料館の見学を授業に取り入れてもいいと思います。
 日本がこれからの国際社会で、どう生きるのか?世界第二位の経済大国として恵まれたマンパワー、技術、資金力をもって国際貢献していくのか。尊敬されるような国にしていくのか。いずれにしても、義務教育における、歴史教育が大切だと考えます。アメリカと戦争した事実も知らないで日米友好も、朝鮮半島を併合した事実も知らないで日韓友好も存在しないのではないでしょうか。
 戦没者や戦後復興に力一杯働いた先人たちの努力あってこその、現代の飽食の日本があるのだと強く認識し、国会議員を目指す立場として次世代の教育を真剣に考えようと思います。
 2003/04/27  老保施設が逗子にオープン、そして町議選は全員当選!


 葉山町議選開票の前、逗子市内で2番目のオープンとなる介護老人保健施設「セアラ逗子」(伊藤治英施設長・同市久木4丁目)の内覧式に参加し、私も実際に見学してきました。
 介護老人保険施設とは、病状が安定し、リハビリや介護を必要とする高齢者の在宅ケア、家庭復帰を支援する施設です。「セアラ逗子」は(医療法人社団清光会(横山志郎理事長)が運営し、痴ほう高齢者向けのグループホーム「はなもも」と外来「センペル逗子クリニック」(内科・循環器科・消化器科・呼吸科・リハビリテーション科、19床)も併設しています。
 セアラ逗子は鉄筋5階建て。真新しい各階の壁面には、女子美術大の協力で、利用者に「癒し」となるアートも展示され、やさしい雰囲気でした。また、利用者の一番の楽しみは何といっても「お風呂」。座ったまま入浴できる設備を作動させ、試してみました(写真)が、実に快適そうでした。
 セアラ逗子は「要介護1」以上の認定を受けた人が入所可能。介護者の急用で在宅介護ができない場合の短期入所、家庭で生活する介護を必要とする高齢者の方もの通所サービス(デイケア)も提供しています。詳しくはセアラ逗子(0468・73・7141)まで。
 一方、町議選は深夜を待つまでもなく、午後10時すぎには全員の当選が決まりました。当選者と次点の差が開いていたためで、出陣式で回った陣営をすべて訪問し、祝福のあいさつをしました。「次はあなたの番だね。頑張ってね」と私もいろいろと早くも激励を受けました。今度の選挙は衆院選です。期待に応えられるように必死に頑張ります。

 2003/04/24  自民党の若手は怒っているぞ

 保守新党の松浪健四郎代議士による元暴力団組員による秘書給与肩代わり問題が発覚し、さらに政治不信を高める出来事に残念な思いを禁じえません。つい先日は坂井代議士の政党助成金の不正流用による政治資金規正法違反事件が起こったばかりで、国民的には「また汚職かよ。いい加減にしてくれ」とも嘆きとも受け取れる声が聞こえてきます。
 自民党を中心とする与党から公認を受け、統一地方選挙で奮闘している候補者の方には大なり小なり影響はあるでしょう。問題の本質は、政治とカネのスキャンダルに、政党がけじめをつけた様子が見えにくいこと、説明責任が果たされていないことです。
 松浪議員は今回の疑惑を全面的に認めていますが、議員辞職の意思はないようです。保守新党も内部の問題として、党内の役職停止のみの「なあなあ」の姿勢で済ませてしまうことが大きな問題です。政治倫理審査会で疑惑を追及するのも本旨ではないと思います。まず、法的責任があるのか、次に道義的責任があるのかを吟味し、最終的に本人が決断すべきだと考えています。松浪議員は歯切れのよい発言も定評があり、特にライフワークのアフガニスタン問題では活躍。アメリカのイラク戦争に関しても、アメリカ支持の立場から積極的に発言していました。4月の統一地方選で、神奈川県知事の出陣式にも保守新党の顔として出席し、宝田知事候補にエールを贈っていました。松浪議員らしい判断が待たれます。
 ある新聞のアンケートによると、「政治家はなんかしら悪いことをしているか?」という問いにイエスと答えた人は75%もいました。坂井代議士の問題から、自民党の政治制度改革本部でも政治献金のさらなる規制について議論されていました。自民党の若手も、こうした問題に危機感を強めています。そして、再発しないようにするにはどうしたらいいのか、真剣に怒り、そして頭を悩ませています。最終的にはどうしても政治家個人の判断となりますが、政治資金や使途についても説明責任を果たし、情報公開を進めることが一番の信頼回復につながると思います。緊急提言により、執行部に注文をつけようとする動きも今後あるかも知れません。このコラムでも、自民党若手の動きについては追って記述していきます。
 2003/04/22  葉山町議選告示

 葉山町議選が本日告示されました。県議選は神奈川4区内では、栄区、鎌倉市、逗子市ともに自民党公認の現職がめでたく再選。栄区選出の市会議員も自民党公認候補の新人がトップ当選しました。余勢をかって、町議選でも勝ちたいものです。
 当日は、日ごろから付き合いのある保守陣営の出陣式を10数ヶ所訪問。ある現職の陣営では衆議院立候補予定者の来賓としてあいさつさせていただき、「今回は定数18のところ、20人が立候補する少数激戦の選挙で、一票一票の積み重ねが大切です。保守の良心として、地元のために尽くしてきた○×候補は温かい血の通った政治を志し、今後もさらに活躍が期待され、地域にとって必要な大切な人材です」とエール。教育や福祉を中心とする候補の政策や実績をアピールしながら、「集まっていただいた皆様方も油断せずに、さらに一人でも多く、○×候補の投票の呼びかけをしてください。私も及ばずながら、応援させていただきますし、頑張って国と地域のパイプ役を果たしたい」と候補者の必勝を祈願しました。ほとんどの町議の方は年齢、政治歴でも、地元の密着度でも「大先輩」ですから、あいさつは僭越とも思えましたが、その分、国政のために自分のすべてを注ごうと思います。
 湘南の美しい港町を持つ葉山町は人口約3万人で、御用邸もあります。5日間の選挙戦が終わると、投票日は27日です。応援している候補全員の当選を祈願します。
 
 
 2003/04/14  キーワードは「政党ばなれ」?

 前回の更新から1ヶ月も間があいたことを始めにお詫びします。イラク戦争も収束に向かい、神奈川県では知事選、県議選が終わりました。私も次期衆院選を目指している自民党鎌倉支部の一員として、党の公認候補者の応援をさせていただきました。朝の街頭演説から夜も選対会議があり、HPを更新するのが後れてしまいました。
 選挙の詳細は新聞報道にもある通りで、あえて取り上げませんが、キーワードはやはり「政党ばなれ」という点でしょう。「無党派」という言葉が流行ってから、数年は経つでしょうが、特定の政党の属して戦わないことが近年もてはやされてきました。今回、知事選に当選した松沢成文(前民主党代議士)・新知事も特定の政党の支援は受けず、民主党や自由党が勝手連的に支持しました。
 日本に政党は多く存在しますが、例えば金権体質が染み付いた政党、労働組合や宗教団体に多く依存している政党、政策が極端な政党、主義主張が分からない小政党など、どの政党も100%大手を振って応援しづらい。だから、しがらみのない有権者は党派色の薄い候補者で、しっかりした人物を選ぶようになります。一言でいうと、今の政党が国民的な受け皿になっていないのは大きな問題です。
 その中で、自民党は将来の日本を託すのに足りる政党か?私は自民党が有権者の付託に応えられるようになるため、若手議員がマスメディアなどで直接国民と対話するような姿勢が絶対に必要だと思います。議員内閣制における国会議員という立場だと、知事のように無党派では議員立法はおろか、質問の時間も大きく制約されますから、大きな仕事を果たせません。だから、私は政党名を隠して選挙を戦うのは恥ずかしいことだと思います。
 自民党で戦うことを打ち出しながらも、その改革のために自分がどのようにしたいのか、きちんと主張しなければなりません。自民党は昨年の鈴木宗男事件、加藤紘一、田中真紀子問題、そして今年に入ってから、長崎県連の事件、坂井議員の事件も先月起こったばかりです。「汚職ばっかりやって、本当に国民のことを考えているのか!俺は本来保守系支持だけど、こんな自民党は支持しないぞ!」。こうしたお叱りもいたるところで受けます。そしてこうした意見はもっともです。こんな自民党で日本が良くなるはずがありません。しかし、私は正々堂々と自民党の看板を掲げて戦いたいのです。問題も多い政党ですが、ほかに政権を託すことができる政党が、今の日本には残念ながらないのが悲しむべき現状です。
 「絶対的権力は絶対的に腐敗する」。自民党はこの事実を厳しく受け止めながら、内部改革を進める。野党の方も政権交代可能な政党をつくる。議会制民主主義を健全に機能させるには、与野党問わず、「良い候補者」を選ぶことが大切です。それには、入れたい候補者がいるかいないかは別として、まず投票に行くこと。国政選挙は4割の有権者が棄権します。6割しか投票しないから、1割か2割の組織を固めた候補が有利になります。だからこそ有権者は投票権を放棄せず、本当にこの人でいいのか、公約は守っているのか、厳しく候補者を審判しなければなりません。この時期の、そしてこれからの国民、そしてリーダーに課せられた使命はますます重くなるはずです。
 
 
 2003/03/19  統一地方選とイラク問題〜政治家は説明責任を〜

 イラク情勢が緊迫化し、いよいよ開戦間近になってきました。政治に携わるすべての人々に関わる重要な問題で、地域と世界がつながる接点だともいえます。
 一方で統一地方選も告示までカウントダウン。私も朝の街頭演説を正月明け以来、どんな雨でも風でも平日は一日も休まずに続けてきましたが、統一地方選の事情から、街頭演説はこの間は自粛させていただきます。とにかくこの日本を、この地域を良くしたいという思いはみな同じですから、ともに頑張っていきたいと思います。政治は経済対策でも、政治とカネの問題でも収拾がつけられずに閉塞感に覆われています。地方選挙でもこれから、今まで以上に情報公開や地方分権が大きな議論を起こすでしょう。私も「なんとしても閉塞感を打破したい」という力強い意思を持って、活動に取り組みたいと思います。
 さて、イラク問題は戦後の日本が掲げてきた「国連中心外交」と「日米安保を機軸とした外交」。今まで両方が一致してきたから進むことができた外交方針が、今回は一致しないというのが大きな相違点です。
 最近の世論調査によると、「小泉総理はイラク問題に対して説明責任を十分果たしていない」とする意見が多数です。フセイン政権がいかなるものか、日米安保をいかに堅持するのか、テロ支援国家と今後のテロ活動はどうなるのかなど、内閣全体が国民に向かって説明責任を果たさなければいけません。
 戦後の日本の外交・防衛方針はやはり日米安保を機軸に進んできました。査察継続の立場から、日本がフランス・ドイツなどに同調し、米国の方針と正反対の意見を国策として打ち出したとしても、最終的にどのように事態を収斂させていくのか構想があるのでしょうか。北朝鮮問題と日米安保は原則的に切り離して考えなければいけないものの、アジアの平和安定のために、日本にとって米国は切り離せないパートナーであることは疑いありません。また、約70%の国民が米国の武力行使に反対しているという世論調査の結果は十分認識しています。それでも総合的に判断するなら、米国を支持する今回の方針には私は賛同します。
 しかし、2点の問題があります。第一に、イラクのフセイン政権にどのような問題があるのか、テロ支援が今後の世界情勢の安定にどのように影響を及ぼすのか説明責任が果たされていません。この大量破壊兵器は、炭そ菌、VXガス、マスタードガスと呼ばれるものです。VXガスなどはほんの数的で致死量に達し、それを約4トン保有しているという報告があります。イラクがこうした大量破壊兵器を保有し、「アルカイダ」などテロ組織を支援しているとすれば、2001年9・11の悲劇をさらに大きくして繰り返さないとも限りません。
 確かにアメリカが世界警察的な役割を果たす「パックス・アメリカーナ」が正統だとは思いませんし、日本が日米安保に頼るあまりに外交的思考がストップし、自力防衛の概念がなくなってきていることも問題です。イラクの立場からすると、こうした最後通告は「内政干渉」という主張でしょう。中国大陸やインドシナ半島から撤退を求めた「ハル・ノート」に直面し、国際社会から孤立した1941年開戦直前の日本と姿がだぶります。しかし、アメリカの軍事力で世界のパワーバランスから秩序が保たれていることも外交の冷徹な事実です。こうしたフセイン政権の情報を説明し、日本がいかに対応すべきか堂々と論理的に議論すべきです。
 第2に、イラクを攻撃した場合の復興支援金の問題です。ある試算によると、戦後のイラク復興に総額3兆円の分担金を求められるということです。一方で、内政に目を向けるなら、高齢化社会の到来で国庫負担金を増やすなら、さらに2兆7千億円かかるという試算もあります。6兆円近くの新たな負担。税収は年々落ち込み、すでに50兆円を切っています。経済対策には財政出動や減税も想定しなくてはなりません。「どこにそのような財源があるのか」という疑問が浮上してきます。
 国内外で課題は山積していますが、政治を志す立場の私たちのような人間には常に説明責任があると思っています。
 
 
 2003/03/7  坂井議員の逮捕許諾請求に思う

 人材派遣会社から受け取った1億2千万円もの献金を報告書に記載していなかった(ヤミ献金)として、前衆院厚生労働委員長の自民党代議士、坂井隆憲氏が政治資金規正法違反容疑で逮捕許諾請求の手続きがなされました。
 この「政治とカネ」の問題は一向になくなる気配がありません。自民党政治制度改革本部でも赤字企業からの企業献金禁止など改革案を議論していた段階で、こうして改革に向けて取り組んでいた矢先でした。
 私は毎朝街頭で、景気の問題、そして政治の信頼回復についての2点を訴えています。昨年はスキャンダル国会ともいうべきで、スター級議員が政治とカネの問題で続々と国会の場を去っていきました。にもかかわらず、昨年下半期から今年までは失業率も5・5%と過去最悪を記録するなど国内では景気が悪く、国際的にもイラクや北朝鮮の問題で、いまひとつ政治とカネの問題は後回しにされてきた感もありました。でも、絶対にこのままでいいはずがありません。
 政治改革を掲げて38年間続いた自民党政治を下した非自民の細川内閣誕生から10年。最高実力者だった故金丸信・元自民党副総裁の脱税事件をきっかけに政治改革ブームが高まり、新党から多くの新人が当選しました。しかし、10年経って政治は良くなったでしょうか?
 私は良くなっていないと思います。細川内閣で成立した政治改革四法案のうち、政党資金助成法は、癒着の温床となる企業献金を廃止する代わり、年間約309億円もの税金を各政党に分配する制度です。この制度により、政治家個人に寄付はできなくなったものの、政党支部には今まで通りに献金が可能で、実態は企業献金廃止とはほど遠いものになりました。また、政策中心の政治活動を充実させるという目的から、政策担当秘書を新たに公設秘書として増設するという改革も、実際には給与を流用する対象が一人分増えただけでした。
 こうした政治改革の制度が悪用され、実際にはほとんど進歩しなかったことを国民は見抜いています。この10年間に政治とカネのスキャンダルで何人の政治家が逮捕されたでしょうか?細川内閣以後だと、中尾栄一元建設相、山口敏夫元労相、中島洋次郎元運輸政務次官、山本譲二元代議士、鈴木宗男元北海道開発庁長官、新井将敬元代議士(逮捕前に自殺)、友部達夫元参院議員、村上正邦元労相、小山孝雄元参院議員…。これだけで9人です。
 こうした政治家の不祥事が明るみに出るたびに「もういい加減にしろ」という国民の怒りの声が聞こえてきます。政治改革を進めるには、最終的には情報公開を進めること、そして政治家個人の自覚と責任に任されているということです。与党だからこそ「絶対的権力は絶対的に腐敗する」ということを認識すべきです。
 制度を改善したとしても、泥縄式では改革は進みません。小泉内閣は今国会で政治とカネの問題について、特に企業献金をどう規制するのかを道筋をつける必要があります。

 2003/02/25  柳沢伯夫前金融大臣が林潤事務所を激励に訪問


 金融のエキスパートとして不良債権処理に大なたをふるった柳沢伯夫・前金融大臣が2月下旬、鎌倉市内の林潤事務所を激励のために訪問しました。
 柳沢前大臣は事務所に集まった知人や関係者約50人と懇談や記念撮影に応じ、「新聞記者を退職し、不退転の決意でがんばっている林潤君の活動を是非とも応援してほしい」と呼びかけました。
 柳沢前大臣は大蔵省出身で、横須賀税務署長やニューヨーク領事を歴任。当時の友人らと数十年ぶりに再会し、往時を懐かしんでいました。柳沢前大臣の夫人である柳沢紀子氏は有名な銅版画家。紀子氏が東京芸大在籍中、林潤の祖父である林武の教室に師事し、林武が柳沢夫妻の結婚式で媒酌人を務めたことから、親交が始まりました。柳沢前大臣は「政治家を志すなら何かひとつ専門分野を持ちなさい。若いからじっくり政策を勉強しなさい」と林潤を激励しました。(はやし新聞早春号より)
 2003/02/19  虚偽の情報公開は許されない

 刑務所の受刑者の下半身に消防用の高圧放水ホースを浴びせ、死亡させてしまったとして名古屋刑務所の刑務官が、特別公務員暴行稜虐容疑で逮捕されたニュースは衝撃でした。刑務所は刑に服している受刑者を更正させ、社会復帰させるのが責務ですが、一方で、命や財産などを奪われた被害者の家族や、国民に対して罪を償わせている側面も持っています。今回の事件は、刑務官の行為が職務権限をはるかに逸脱している上、日本の人権後進国ぶりをさらけ出しました。もちろん、加害者だけでなく、被害者の人権も守られているとは言いがたいこの国ですが…。
 刑務所側は虐待により受刑者を死亡させた事実について、遺体を撮影したフィルムを焼却処分したり、刑務官同士で口裏を合わせるなどして隠蔽した疑いも浮上しています。森山法相の答弁からも、刑務所側が法務省には虚偽の報告をしていたのが分かります。刑務所は塀の中ですし、記者も一般人もほとんど足を踏み入れない場所です。弁護士や受刑者の家族との面会ですら、面会の決定権は刑務所側が持っており、なかなか情報公開が進みません。
 今回は社民党の福島瑞穂参院議員による質問で、虐待による受刑者死亡の実態が浮かび上がってきましたが、こうした人権を擁護する立場の国会議員が調査しなかったら、虐待死は闇に葬られていたことでしょう。有事法制などでは意見を異にしたとしても、こうした人権問題では政党間の垣根はありません。再発防止を図り、刑務所の情報公開の信憑性をこれから吟味しなくてはなりません。
 私は毎日新聞記者時代に函館少年刑務所の取材を数回しました。受刑者が作業によってできた家具や日用品などの即売展、そのほか、刑務所内の職業訓練の修了式の取材です。また、旭川刑務所の受刑者が革手錠で拘束されながら独房に入れられたとして刑務所を提訴した裁判も、仲のよい同僚が取材担当だったので、関心がありました。取材を通じての刑務所に対する所感は「刑務所ほど情報公開がされていない役所はない」ということです。刑務所側もまた、犯罪者の増加に施設の収容人数増設が追いつかなかったり、不況で受刑者の仕事が回らなかったり、あるいは刑務官が逆に受刑者から暴行を受けたりと大変な側面も持っています。自殺者が出たら、管理体制がなっていないと叩かれます。しかし、こうした受刑者に対する過度の暴行は許されるものではありませんし、法務省に報告があってしかるべきです。
 役所全般でいうなら、国防や外交、警察情報など国益を損なったり、国家機密に属したり、犯罪者を有利にさせるような情報公開は慎むべきものですが、それ以外の情報公開を進めることはやましい点がなければできるはずです。しかし、公開した情報が虚偽だったりした場合には、その信憑性が問われてきます。
 情報公開法も制定され、今後は役所のみならず、企業や団体でも情報を持っているサイドは個人情報の管理に対して大きな責任を負うことになります。行政側は住民から請求されたら正確な情報公開を行い、判断を任せるべきです。こうした情報公開へ向かう主体性が、国民の情報意識の高揚や地方分権、ひいては政治への関心につながるはずです。
 2003/02/06  再選を目指す現職は公約を検証せよ

 平日に毎日している街頭演説もかなりののべ回数になりました。4月の統一選に向けての候補予定者も数人が活発に活動しており、大船、本郷台などで私の陣営とバッティングします。
 そのような中、先週の火曜日に本郷台駅で、サラリーマンらしい男性から「当選したらセンセイ呼ばれて車でふんぞり返る政治家が多いけど、あなたはどうですか?」とたずねられました。私は「とんでもない。こうした堕ちた政治の信頼を回復するために活動している。だからこそ、絶対に偉ぶるつもりはない」と応えました。政治家のイメージというのは、お金儲けがうまかったり、黒塗りの車で偉そうにするイメージが浸透しているようです。当たり前ですが、政治の原点は国民の生命と財産を守ることで、金儲けでも偉ぶることでもありません。
 街頭でも訴えていますが、ある新聞のアンケートで、国会、新聞社、テレビ局、警察、学校などいろいろな機関について、「あなたは信頼していますか」と信頼度をたずねたところ、国会は10%程度で最低だったということです。鈴木宗男元北海道開発庁長官の逮捕など昨年に起きた「政治と金のスキャンダル」で政治が嫌になっているのでしょうが、つまり9割の国民が国会を信頼していないということです。
 若いからこそしがらみのない立場で情報公開を進め、ジャーナリスト出身だからこそ厳しい目で政治を見つめ、少しずつですが、信頼回復を目指したいです。そこで提案したいのは、再選を目指す現職は、公約を前回と今回で比較し、きちんと守られているのか監視することです。例えば、「豊かな高齢化社会を目指します」という公約を挙げます。それなら、どこの施設を誘致するのにどこでどう発言した、働きかけたなど、あるいは、ソフト面を考えるなら、ホームヘルパー育成のための助成金を新たに新設した、または所属する政党の部会でこのように発言した、などいろいろなケースで実現に向けて取り組むことができます。何もやってないのなら、それは公約違反ということです。
 国民にとっては、こうした動きが目に見えず、選挙のときだけ「お願いします」と頼んでくるように見えるのでしょう。たとえ議員や政治のサイドが情報を発信していたとしても、「広報誌が面白くない」「発行部数が少なくていきわたらない」などの理由で有権者に情報が伝わらないということもあるかも知れません。
 いずれにしても、このHPや街頭演説はじめ、自分でできることから、いろいろな形での情報公開が必要だと考えます。まずは政治家と国民の距離を少しずつ埋めていくことが大切だと思います。

 2003/01/22  一番の課題は景気回復

 毎朝、街頭演説で景気回復を訴えています。月曜日は逗子駅、火曜日は本郷台駅、水曜日は大船駅、木曜日は港南台駅OR北鎌倉駅、金曜日は鎌倉駅です。朝7時〜8時半まで、マイクで話しながら、政策チラシも配布しています。
 通常国会も開幕したばかりですが、この日本の景気を何とかしなくてはなりません。本質的に必要なのは、この物価が下がり続ける状態である「デフレ」を脱却することです。
 小泉内閣は経済改革加速のためのプログラムとして、@不良債権処理の加速A産業の再生B税制改革と雇用のセイフティーネットを打ち出しています。
 第一の不良債権問題でいうと、金融再生プログラムを掲げています。同プログラムでは、中小企業の貸しはがし防止や金融機関の自己資本比率など盛り込んでいます。平成16年度には主要行の不良債権比率を現状の8%から半分程度に低下させるという目標があります。
 第二の産業再生は、産業再生機構の設置で対応しています。詳細はほかに譲りますが、主に事業を再構築するための機構です。
 第三の税制改革は、法人課税の見直しを中心とした政策です。大企業より中小企業に手厚い減税も実施するほか、住宅にかかわる贈与税の非課税枠も550万円から3500万円に拡大します。
 日本の資産は1400兆円あるといわれていますが、この資産の大半は中高年以上が持っています。国の赤字国債が700兆円に達しようとしており、財政投融資も高度成長時代のようには使えません。普通の企業ならとうの昔に破綻しています。後世に責任ある政治を行なうためにも、その最後に残された個人資産を市場に流通して生かし、景気を循環させなくてはいけません。
 小泉内閣は、歳出改革も掲げています。これまで行なわれてきた予算配分も、4つに重点配分します。具体的には教育、福祉、環境、都市問題の4分野です。公共事業(9本の長期計画の一本化)や道路特定財源(3500億円を新たな分野に活用)も見直し、科学技術にも2・2%予算を増額しました。国や地方も行政改革を目指し、国庫補助負担金5500億円も削減します。
 日本経済そのものがまだ「病気」なのですから、痛みを伴う改革は現段階ではかなりの荒療治と言えるでしょう。しかし、国家百年の大計を考えると、これまでの高度成長型のシステムを改善しないと、先はありません。これからも、規制改革や経済特区など小泉改革の諸策についてこの「ちょっと一言」でも説明していきます。潜在的な日本の底力をよみがえらせますようにがんばります。
 2003/01/12  政策チラシを全戸配布しました

 本日の朝刊の折込チラシの中に、林潤の政策チラシを折り込み、神奈川4区の14万6000世帯に全戸配布しました。新聞を購読していない世帯には届きませんが、私を知ってもらうひとつの大きなツールにはなると思います。
 デザインはこのホームページの表紙をそのまま使っており、そのデザインの斬新さに改めてメールや電話、口頭などでお褒めの言葉をいただいております。
 せっかく全戸配布されたので、鎌倉市内や栄区内のスーパー前などで夕方のご挨拶をさせていただきました。チラシを見たという人も多く、激励にとてもありがたいと感謝しています。
 これから毎朝駅頭でご挨拶をさせていただきます。具体的な曜日が決まったら、またこのホームページで発表したいと思います。とにかく、林潤という人間の顔と名前を知ってもらうことを第一に頑張っていきます。もちろん、新聞記者時代にも、自民党の公募を受ける際にも、政策について、いろいろと考えてきましたので、手抜きはしません。構造改革は一貫して呼びかけていきたいです。よろしく応援の程をお願いします。


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